建築学科攻略サイト

凡人が建築学科をスムーズにクリアしようと試みるために作ったサイトです。「攻略したぞ!」という過去形ではなく、「攻略できるかな?」というニュアンスです。
正確には、建築学科(を)攻略(したい人の)サイトです。
自分が建築学科出身で、今いろいろと仕事をしている中で、実際の現場を見て思ったこと、感じたことなどを、建築学生時代の経験に絡めて書いております。
よろしくお願いいたします。
 

2017年11月17日

【募集】クリエイティブに手に入れよう

※補足説明を本文の一番下の部分に随時更新しておりますので、確認してください。



こんにちは。



以前、「建築の高額洋書をレビューしてみた。」という記事で1冊52,000円の「Steven Holl - written in water 著:Lars Muller」という本を紹介したのですが、
※レビュー記事はこちら

■ 建築の高額洋書をレビューしてみた。




この紹介動画の途中でふいに、



「これ、今1冊買ったら面白いんじゃね?」



という悪魔のささやきにつられてギャグで1冊購入してしまいました。



もう出版されてない絶版の本で、更に現状ネットでは売り出し中の在庫が6冊しかなく、内5冊?は海外からの郵送になるので、レア度も相当高い本です。現在、最安値が52,000円・最高値が100,000円以上。



何気に、有名な建築家・研究者の方々にも広く認知されてる名著です。そして、数が相当少ない本です。海外の通販でも450〜600$(ドル)or€(ユーロ)くらいの相場で取引されています。



まさに、建築洋書の中では「GREED ISLAND」的な。笑



そして、動画のレビューでも話していますが、「高い」とか「レア・珍しい」とか、そういう表面的な価値だけでは無く、ほんとに内容も素晴らしい本ですからね。一流の建築家の頭の中のイメージ、造形のはじまりを、変な理屈無く”直観”で読むことが出来る本ですので。現に、僕もコンペのアイデア出しでよく使っていましたし。
※ちなみに、英語が分からなくても使える洋書です。ほぼ99%画像で出来てる本ですので




で、今僕はこんな感じで2冊持っているのですが、2冊あっても仕方がないので、1冊プレゼントにでもしようと思います。ただ、なにげにプレゼント企画の定番「任天堂Switch」よりも高いものですし、どうやってプレゼント企画にしようかと色々と考えてみました。

written in water.jpg

いつもの「不用品あげます企画」みたいに、連絡が早い順にすると5分ほどで引き取り手が見つかるので、それはそれで金額的にあれだし



コンペでも主催して最優秀の人にプレゼントしようと思ったけど、普通に開催されてる大きなコンペで応募作品数が100〜200で、その中で審査基準を満たす作品って多分20個ほどだと思うので、僕が募集して集まる母数がそんなに多くないような気がして・・・



その少ない数で本気で選ぼうとするとなかなか難しく、仮に数合わせみたいな作品ばかり集まってしまうと、「プレゼント」と言った手前、微妙な作品を1位にしてしまうのもあれですし・・・・



かといって、本当に該当が無くても「該当無し」って言っちゃうと、釣りだとか、ケチってると思われちゃうし・・・



色々と考えてはみるんですけど、ルール作るのが難しくて・・・



と、こんな感じで色々と考えたり、人からもらった意見も踏まえた結果



「何でもいいから一番クリエイティブな応募してきた人にでもプレゼントしようかなぁ」


という結論に至りました。



何でもいいです。



プレゼント企画参加希望の場合はクリエイティブな方法で応募してきてください。ルールも期限もありません。
※ただし、法律を破るパターン、人に迷惑をかける応募はやめて下さい。まぁ僕のブログ読んでる人の中にそんなアホが居るとは思いませんが・・・



僕が



「あ、おもろいなこれ」



と思った瞬間その人にプレゼントします。そう思った瞬間、募集〆切ます。



せっかく建築学生ですから。人に課題を与えられて、その課題の範囲内で最も良い物を選ぶというなんのクリエイティビティも感じられないような物にはもう飽きたでしょ?



だから、自分で課題設定して、その解法を自分で導き出して、それを僕に送ってください。



ほんとになんでも良いです。



・ポートフォリオを送ってくれても良いです

・過去のコンペの自信作を送ってくれても良いです

・いただいた意見にもあったんですけど、「面白い話」してくれても良いです
※ちなみに、僕は関西人(生まれ)ですので・・・

・特技を見せてくれても良いです

・今まで作った一番わけの分からない作品を送ってくれても良いです

・今まで作った一番くだらない作品を送ってくれても良いです

・「何かを送る」以外でも大丈夫です



他にも色々考えてみて、とにかくクリエイティブに手に入れて下さい。考えると複雑で難しいかもしれませんが、「面白いと思われれば勝ち」という非常にシンプルなルールです。
※半分以上ネタの企画ですが、これ、今後仕事をしていくうえで結構役に立つ能力かと思います。



僕も日々色々なことをやって仕事を取っていますし、色々な事をやって飯を奢ってもらっていますし、色々なことをやって人からモノをもらっています。意外と簡単ですので、是非挑戦してください。



何か僕にメッセージやデータを直接送る場合は、リプやブログ記事にコメントでは無く、TwitterのDMか、メールにて送ってください。リプやブログコメントだと、個人情報を思いっきり晒してしまう可能性がありますので・・・



■ TwitterのDMの場合は @eastmaxkin の まっく まで
■ メールの場合は   eastmaxkin01@yahoo.co.jp まで




そして、もし時間が経過しても「グッ」とくるものが無ければ、ふいにいつも通りの早い者順に変更するかもしれません。とりあえず、5万程度ケチっても仕方がないので、必ず誰かにプレゼントするようにはしますので、そこは安心してください。



もし、プレゼントする人が決まった場合は、このブログとTwitterにて【募集終了】と告知をします。その告知があるまでは、いつまでも有効です。



また、ちょっとハードルが高い募集企画ですが、何か自分が思い描く「クリエイティブ」を知らない人にぶつけてその反応を見る実験にも使えますので、やってみると色々勉強になると思いますよ。どうであれ、ちゃんと考えて送っていただければ無視はしませんし、コメントも返すと思いますので。



とりあえず、僕もどういう人にプレゼントしたいのか?があまり明確になっていないぶん、「あ、自分はこういう人を面白いと思うんだ〜」とか、学ぶことは沢山ありそうなので、楽しみにしています。



募集〆切るまではなんでもありですので、質問等も普通に送ってもらえれば返信します。ただし「どうしたらもらえますか?」みたいなクリエイティビティのかけらもない質問はやめて下さい。




それでは、どんどん応募してください。



※あまりにも募集の数が少ない場合は、極力募集してきた人の中から選ぶ方法をまた考えます・・・



補足:あと、募集した順番は関係ないですが、色々時間かけて見た結果、やっぱり最初の方に連絡くれた人が面白かった場合、そこに戻ることもありますので。



補足2:一度送っていただいた後でも、何度送ってもらっても大丈夫です。僕は個人的にガメツい人好きなので(空気読める系のガメツい人っていう意味で・・・)。僕も高々20数年の人生ですが、色んな人に迷惑をかけたこととか、失礼を働いたことがあると思います。その都度、そういう人たちに助言をいただき、助けていただいています。
僕程度の力ではまだまだそういうステージには及んでいないと思いますが、僕も真面目にやってもらえればポジティブにとらえるようにしますので・・・。




補足3:毎回毎回あることなので、過去にもブログで何回も何回も書いてることなんですけど、企画に便乗して自分の考えをぶっこんで来たり、企画に参加するのを装って一言もの申したりるのはやめて下さい。企画以外でも返信するかどうかは分かりませんが、意見送ってもらったら一応目は通しますから・・・。企画の参加だと思って、真面目に返信しちゃうんですよ。で、返信したらここぞとばかりに自分の考えとか述べてくる人が毎回2〜3人いるんだけど、何の意味もないし、何も生み出さないから、そういうことせずにもっと自分のやるべきことをやってください。そういう人に助言していただかなきゃいけないほど、僕は困っていませんので・・・。

※過去に書いた記事はこちらを参考に・・・
この記事の後半に色々と書いてます。
もうほんといい加減に無駄なことにリソース割くのやめようぜ・・・

■ 質問力がもたらす効果





posted by makku at 22:31| Comment(0) | 募集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月14日

建築の高額洋書をレビューしてみた。

こんにちは



今回は、建築関係の洋書のレビューをしてみました。僕の部屋に本が沢山ありますので、色々とおすすめの本はあるのですが、今回はちょっと変わったレビューとして、



高額洋書



をレビューしてみようかと思います。建築の書籍の中には(建築に限らず、専門書のなかにはこういうものが沢山あります)、すでに絶版となっており、再販されることが無いため、プレミアがついている本が沢山あります。



その中でも、マニアックなコレクター向けの書籍というより、実際に活用できるタイプの高額洋書を紹介してみます。




アイデアの入り口とか、ボリュームスタディとか・・・そういうのに使える本だと思います。



僕も実際アイデアコンペで何度も活用したことのある本です。
※ただ何も考えずに活用したからといって良い作品が出来るわけでは無いので、そこはちゃんと線引きしてくださいね。



以前何度かブログやTwitterで書いたことがあるのですが、アメリカの建築家Steven Hollのwritten in waterという本です。



分厚くて小さいコンクリートブロックみたいな形をした本なのですが、現状売り出し中の在庫の中での最安値は1冊52,000円で、最高値は1冊で101,000円です。



1冊52,000円の本ってどんな本だよ・・・買うのは無理だが見てみたい・・・(´・ω・`)



と、気になるかと思いますので、とりあえず、レビューしてみました。



ちなみに、レビューでは関連書籍も含めて3冊紹介しています。さすがに全部買う猛者はいないと思いますが、一応リンク貼っておきますので・・・





Steven Holl - Written in Water




Steven Holl - Scale: An Architect's Sketch Book





Steven Holl - Idea and Phenomena




※ここでレビューしている本は



・Steven Holl - written in water 著:Lars Muller

・Steven Holl - Scale: An Architect's Sketch Book

・Steven Holl -Idea and Phenomena



の計3冊です。



本の内容がとても素晴らしいのですが、値段が高すぎますのでなかなか手に取れないかと思います。そこで、極力分かりやすく中身の良さを伝えたいと思い、動画を撮影しましたが、「引用の範囲内」の明確な定義の判断が出来ませんでしたので、数ページ以外はほとんどモザイク処理をして、レビューのコメントをしております。



他人のYoutubeの動画や、Twitter等のSNSのコンテンツを見ている限り、本のスキャンをそのまま載せて引用元等を明記せず、レビューですらない垂れ流しアカウントでもアカウント停止・著作者からの警告を受けているように見えませんので、おそらくモザイクを外しても出版側に迷惑をかけることは無いと思うのですが、詳しいことが良く分かりませんので、個人的に限界まで配慮して「引用」の定義に当てはまる範囲内で動画編集等をしております。



著作権・引用・レビューなどなどに関して、色々な記事を読みましたが、「レビュー・紹介」と「転載」の明確な定義が記載されておりませんでしたので、過去の判例等を参考にして、レビューとそれに必要な範囲内での引用と判断できそうなラインで動画を作成しております。




違反しているようでしたら、動画削除されるかと思いますのでその時はその時で・・・




posted by makku at 23:06| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月28日

提出期限ぎりぎりまで作業するって良い事?

こんにちは。



この記事は、ほんとは音声だけで話をしようと思っていたのですが、音声になると聞く人・見る人が少なくなりますので、今回は音声を書き起こした記事もアップしておこうと思います。



それでは早速・・・



■ 提出期限ぎりぎりまで作業するって良い事?






※以下、音声の書き起こしです。



この季節になると、そろそろ卒業設計とかのシーズンになってくると思うんですけど、毎年この時期になると



「寝てねぇ」



とか、



「提出間に合わねぇ」



とか、こういうたぐいのツイートやらなんやらを見かけます。



僕の学生時代は、課題ってだいたい提出日の1週間前とかに終わっていたので、こういう「ぎりぎり」って感覚には共感出来ないのですが、この気持ちがなかなか受け入れてもらえず・・・笑



多分、それは僕が言っていることが、



「一つのアイデアを泥臭く、深く洗練させるよりも、さらっと器用に作品を提出して、コンペでさっと賞を取って、それが良い」



みたいに言っていると思われているんですが、それは違うよ〜というのを今回はなしておこうかなぁと思います。



僕は課題やコンペの作品を提出期限よりも早く仕上げて、かなり余裕で提出日に提出するんですが、これは器用だとか適当にやっているわけでは無く、自分の作品の完成を他人に決められたくないからです。



提出期限ぎりぎりになって課題を提出するということは、自分の課題の「完成」の定義を外部に決められているということだと思います。



もちろん、偶然に偶然が重なって、自分が作品を「完成」と認めた瞬間と、その課題の提出期限が同じ日で、完成と同時に提出が出来ることってあると思います。



けど、そんな日がやってくる確率ってほぼ0だと僕は思います。



だから、提出期限ぎりぎりに徹夜で作品を完成させて



「あ〜、間に合った。寝てねぇ・・・」



と言ってる人のほとんどは、他人に完成を決められているんじゃないですか?



例えば、提出期限という制限が無ければ、自分が納得した瞬間、完成だと思った瞬間が自分の作品の「完成」なんですけど、提出期限のぎりぎりまで悩んで、考えて、粘って、最後「あ〜、もう出しちゃえ!」って提出するというのは、一見すると提出ぎりぎりまで作品を洗練させたように見えますが、僕は違うと思います。



それこそ、



ほんとはもっとやった方が良い



見直ししたい



もう少し訂正したい・・・



と思いながら、提出期限という外部要因によって完成を決めさせられているんです。



それってめっちゃダサいと思うんですよ。



自分でコントロールできないものをコントロールして、制御して、一定の形に仕上げるのがデザインじゃないですか?



なのに、外部に完成をコントロールされるんですよ?



はい、あなたの作品は今日この日をもって完成!
はい、提出してくださ〜い



・・・御意!




ってね。



僕はこの流れがめっちゃダサいと思うんですけど、この感覚が建築学科とか、デザイン系の人たちにとっては当たり前みたいな感覚になっていて・・・



そうじゃなくて、



自分が完成と決めた作品を、提出日に提出したくないですか??



それだったら、提出日ぎりぎりまで作業しなくても良いと思うんですよね。



同じように見えるかもしれませんが、意識とか感覚は明確に違うでしょ?



僕はいつも作品の提出期限は守りますが、提出期限は「提出」する日であって、作品が完成する日では無いと思います。



だから、提出日ぎりぎりに課題を出すことってめっちゃダサいことっていう認識があって、なんとなく自分で完成を決めた状態で提出したいのです。



課題の終わらせ方が分からないっていう人が多くて、なんとなく「作品の終わり=完成を提出期限」に設定してしまう人が多いような気がしますが、はっきり自分で決めたほうが良いですよ。



慣れないと難しいですけど。



ただ、作品なんて洗練し始めれば終わりが無いですから、自分が一番いいと思うタイミングでとっとと終わらせればいいんですよ。



これ以上詰めて考えても、結局同じところをぐるぐる回るだけ。もちろん、日によって変化はするけど、結局巡り巡ってどこか同じところで落ち着く



って分かる瞬間がありますから。



で、この瞬間が、その作品の完成じゃないでしょうか?



ちょっと分かりにくいので、具体例を挙げましょうか。



僕は最近、人に頼まれてイラストの仕事をしたのですが、その内容が、A1用紙いっぱいに、1p各くらいの植物の柄をプロットしていって、A1用紙一杯にボタニカル(植物柄)の柄が入った紙を作ったんですけど、A1用紙いっぱいにある花柄・植物柄の中から不要な柄を消していって、綺麗な余白を取る作業をやっていました。



で、最終的に



「これだ、この余白が一番美しい」



ってところまで1週間くらいで持っていけたんですけど、次の日見ると



「なんか違うぞ・・・」



ってなるんですよ。笑



で、その日また修正して、次の日見ると



「ん??昨日の方が良くね?」



とか思ってしまって・・・



で、さらに3日ほど空けてまた見ると、



「あ、この方がいいじゃん!」



ってなって



その次の日見ると



「鬼だせぇなこれ・・・」



ってなって、修正するとほぼ1週間前の状態に戻っちゃって・・・



それをまた修正して・・・・



ってのを約1か月やり続けて、



結局ほぼ最初に「これだ、この余白が一番美しい」



って感じた時の状態に戻ったので、その状態を「完成」と決めました。



こういうことってよくあって、結局この絵も、僕が1か月後、1年後に見るとまた違った印象に見えるんです。



結局、時代を超えて僕が納得できる状態には永遠にならないんですよ。



真面目に作品を作ったことがある人なら分かる感覚だと思うんですけど、こういうのが自分の中での作品の完成だったほうがしっくりきませんか?



他人が決めた提出期限が完成日ってバカバカしいじゃないですか。



とりあえず、僕はこういう風に考えているから、提出期限ぎりぎりになって、作品を出すっていうのがすごく嫌いなのです。



ということで、いつも



「提出期限に対して余裕をもって作品を完成させて提出する方が良い。寝てないとか、間に合わないとかいうのは非常にダサい」



と僕が言っている理由は、個人的にこういうことですよ〜っていうのを説明しておきました。




本当は面倒くさいから音声だけにしておきたいのですが、音声だけだと人気無いので少人数にしか伝わらないので、これはこれで文章に書き起こしもしてみました。



それでは!






posted by makku at 22:51| Comment(0) | 辛口エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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