建築学科攻略サイト

凡人が建築学科をスムーズにクリアしようと試みるために作ったサイトです。「攻略したぞ!」という過去形ではなく、「攻略できるかな?」というニュアンスです。
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自分が建築学科出身で、今いろいろと仕事をしている中で、実際の現場を見て思ったこと、感じたことなどを、建築学生時代の経験に絡めて書いております。
よろしくお願いいたします。
 

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2015年10月28日

「何もしない生活」というものの恐怖

こんにちは。



毎度のことながら、とっても久しぶりの更新になります。



最近、個人的に色々とやることがありまして、全く忙しいというわけではないのですが、仕事して、休もうと思っていたら違う仕事来たり、面白そうなコンペ発見したり・・・と、絶え間なく何かをやっていて、気が付けば今日に至るという感じです。



僕は、何かをずっとやっている時というのは、ご飯食べたりするのが面倒くさくなります。



つい最近、とっても久方ぶりにとあるピエロが経営しているファーストフード店に行きました。



早い・安い・うまいと有名なファーストフードですが、ツイッターのアカウント名が”まっく”のわりに、ここ数年、体を大きくしようという目的もあって、ファーストフードというものは一切食べていませんでした。



学生時代にコンペで賞を取り始めてから、賞金が沢山もらえるようになってきて、しっかりしたご飯を食べられるようになっていたので、なんとなく食生活には気を付けようと、ファーストフード系のご飯は食べないようにしていたのですが、この前、



一緒にいた人に誘われた + 飯食うのが面倒な時期だった



ということもあり、久しぶりに行ってみたのです。



今まで添加物とかインスタント食品類を極力避けて生活してきたせいか、久しぶりのファーストフードというのは衝撃的なものでした。



まずいわけでは無いのです。



ただ、体が拒否っているのが分かるのに、結局完食してしまうという、なんとも言えない不思議な感じでした。



お腹いっぱいでもう食べられないのに、ずっと食べ物に手が伸びる、バクバク食べて、最終的に吐きそうになり、吐きそうなのにずっと無くなるまで食べ続けている・・・



と、そんな感じでしょうか。



学生時代の前半、お金が無く、カップ麺やインスタント食品ばかり食べていた時は気が付きませんでしたが、最近改めて発見したことで、ちょっとおもしろいなあと思いました。



悲しきかな、今の時代はこういう食料の方が安くつくようですね。



僕がこのファーストフード店で食べた量は、結構な量だったと思います。



その割に、値段はたった500円。



昔は外食が高くつくというイメージでしたが、最近では自炊する方が高くつくのではないでしょうか?



例えば、添加物を使っていない調味料・食品を買うと、保存するのがまず大変ですし、単価も結構高いです。
美味しいご飯を食べようと思えば、米も高いですし、その米を炊くための炊飯器も結構いい値段します。



採れた野菜と、百姓から買ってきた米で、毎日自炊する生活というと、なんとなく田舎の貧しい生活を連想するかもしれません(僕だけかもしれないけど)が、今はそのほうが贅沢なんだなぁと実感しました。



ただ、そういう健康的な食生活をしていると、やはり体調はすこぶる良いです。



体も順調に大きくなりますし、なんとなく気ダルさとかは感じないです。



最近は、若年性の鬱とか、新型の鬱とか、やる気のない若者みたいなのが増えているみたいな記事も沢山出ていますが、意外と食生活と密接な関係があるのではないかと、僕は思っています。



なので、なんか知らないけど倦怠感があったり、そわそわ忙しい感じがあったりする場合は、食生活を見直せば、元気で生き生きと生活出来るのかなぁと少し思いました。



まぁ、近況報告と私生活の感想はこの辺にして・・・



今日は



”何もやらない生活”というものについて、少し記事を書いてみようと思います。



一応、文章でも書いているのですが、ちょっと細かくて伝わりにくい文章の補足をするために、今回は音声での読み上げも付けてみました。



■ 何もしない生活の恐怖





この前、なんかネットの記事か、テレビの番組か何か忘れましたが、若い人が結構な割合で



「出来れば何もしたくない、出来れば働きたくない」



とインタビューで答えているのを見ました。



僕は、出来る限りいろんなことをやって生活したい性格なので、僕とは違う考え方の人が結構いるのだなぁと思ったのですが、みなさんはどうでしょうか?



何もやらない生活というのが、抽象的すぎて、僕にはピンと来ないのですが、おそらく最低限の生命体としての活動をしながら生きていくということでしょうかね。



呼吸して、ご飯食べて、水飲んで、排せつして、清潔にして寝る



何もしない生活というものの、言葉だけを見たらこういう感じの生活のことかと思います。
(若干、働かずして遊んですごしたいみたいな含みもあると思うのですが、今は無視します)



これが今の若者が理想としている生活らしいということで、この生活についてちょっと考えてみようと思うのですが、



第一の疑問として、この生活って楽しいですかね?



楽しいか楽しくないかはおいといて、僕もこの生活をしようと思えば出来ると思います。



家賃+光熱費+食費+雑費



で、合計10万円が1か月の生活に最低限必要だったとしましょう。



僕は今、特に何もしなくても、株+広告費等 でこれくらいの所得はあります。



つまり、毎日寝て起きて飯食って呼吸して、水飲んで、排せつして、清潔にして寝るという生活をしうようと思えば、僕は外に一歩も出なくても、1日中ベッドの中に居ても出来ます。



ただ、僕はこの生活をしていると発狂するような気がして、なかなかそういう若者が理想とする生活スタイルを送ることが出来ないのです。



何かに追われて、忙しくて、やることも沢山ある、責任もある、こういう環境だと、なかなか気が付かないかもしれませんが、何もしなくても生活できる環境というものは、思っているよりも恵まれていないと、僕は思います。



僕の身近な人の例で言うと、僕の嫁が最近会社を辞めました。



大手に勤めていたので、夜遅くまで仕事している時もありましたし、日本人の平均的な所得よりは沢山収入があったらしいです。



「女性を夜遅くまで働かせる、こき使うような企業でずっと働いていると、精神的にも肉体的にもボロボロになる」



という理由で、会社を辞めたのですが、今の生活はというと、



昼頃まで寝て、昼頃から適当にうろうろして、夜飯食ってテレビみて、寝る



という生活です。



その生活楽しい?もう一度やりたいことでも探してみたら?



と、聞くと



「今は見つからない」



と言います。



「探してみたら?」



と、聞くと



「探しかたが分からない」



と言います。



まぁ、そんなこんなで、しばらく放置してはみたのですが、さすがに



このままで大丈夫かな?



と思う瞬間はあります。



結婚する前、お互い独身のころ、彼女は街中のアパートで、会社から家賃補助を貰いながら一人暮らしで生活していました。その時は、どんなに嫌なことがあっても、どんなに面倒くさくても、働かなければ自分の生活が出来なくなるという環境でした。



今は、働かなくても、家賃も光熱費もいりません。食べる物がなくなれば、僕のお金を降ろせばすぐに買えます。



だからこそ、何もしない生活を選ぶのではなくて、好きなことややりがいのあることをしてほしいと、僕は思うのですが、どうも人というのは楽な方へ逃げてしまうような気がします。



彼女の頭の中は、多分



「何もせずに生活する」





「嫌な思いをして働いて自分で生活する」



という2択に限りなく近い選択しかないのだと思います。



で、彼女だけでなく、今の若い世代は、わりと将来選択の局面で、この二択しか持っていない人がほとんどだと思います。




若者に



「働きたいですか?働きたくないですか?」



と、質問している場面で、



「働きたくない」



と答える人の、働きたくない理由というのが、ほぼ



「嫌な思いをして、上司に嫌なことを言われるのが嫌」



という内容だと思うのですが、こういう人たちは、そもそも前提が



「仕事=嫌なこと・ストレスに耐えること」



なんだと思います。



で、逆に好きなこととか、楽しいことをやって生活するということについて問うと、



「好きなことが見つからない」とか、「楽しいことが分からない」



となります。



僕はこの感覚の原因って結構分かるんですけど、そもそも前提が「仕事=嫌な事」という人は、楽しいことや好きなことというものを想像するときに、100%ストレスのないことを想像してしまいます。



100%好きなこと、100%ストレスのないことなんて無いですよ。当たり前ですけどね。笑



それを探そうとすると、そりゃ見つかるわけないだろ・・・・・・・・。



と思うのです。



僕の今の仕事は、僕にとっては全体的に「楽しい・すき」なことですが、この「楽しい・好き」の中にはかなりの割合で、嫌な事・やりたくないことを含んでいます。



”全て僕の思い通り、全て僕の好きな事”



なんてことは絶対にありえません。



し、それはそれで虚無感があったり、なんの充実感も感じられないものだと思います。



僕の感覚ですが、好きな事というのは、全体の割合が100だとしたら、そのうち99は嫌な事、で、その嫌なことを通して発見した1があまりにも楽しいから好きという感覚です。



で、好きなことが見つからないとか、何もしたくないという人達の考えとしては、全体の割合が100で、嫌いなことは0か1、楽しいことが100とか、「まぁ厳しめに見て、半分は嫌な事だろう」というバランスだと思います。



そんなことはあり得ないと思います。



あり得る場合もあるかもしれませんが、少なくとも僕みたいな凡人が想像できる範囲内では、ありえないでしょう。



だから、ある意味「好きなことが分からない・とか、好きなことが見つからない」と言う人の感性は正解ですよ。



そりゃ100%楽しくて好きな事なんて見つからないですから。



そして、これから先、この前提でものを考えているうちは、一生見つかることが無いと思います。




だから、



「出来れば何もしたくない」



という生き方を望む人の行く末は、多分幸せでは無いと思います。




たとえ、人間として最低限の生活が保障されていても、何もしない生活がずっと続くと、ずっと何か満たされない気持ちで生きることになりますし、この先ずっと「楽しいというものは何か」が見つからない生活です。



それはもう、僕にとっては地獄です。



僕にとってだけでは無く、普通の人にとってもかなりつらい環境かと思います。



だから、とにかく何かやってみるのが良いと思いますし、若いなら色々試せばいいと思っています。



なんとなく、大学の就活とか、進路選択の場面では、この瞬間の決定が、将来にわたってずっと影響するみたいなスタンスですが・・・



そんなことはありません。



僕なんか、ちょっと前まで貧乏学生でしたし、その少し前は高校で問題起こして退学になったニートです。



高校を辞めた時に、当時僕に退学処分を出した先生に色々言われ、腹が立って「近いうちに金持ちになって、札束で顔面しばき回してやるから覚えとけ」ってわめいてた記憶があります。今になっては「僕の人生を切り開いてくれてありがとうございます」と、感謝していますが・・・。



小さい頃は、自分が何に向いているか考えたことも無いです。



たまたま高校に進学して、その時の気分で数物を専攻し、たまたま問題起こして退学になり、気分だけで建築学科へ行き、コンペに沢山出してみて、人とコミュニケーションを取る練習程度に入社した不動産業でご飯食べて、株をやってみたり、広告をやってみたり、ポスター作ってみたり・・・



何一つ、事前に決めたことなんかないんです。



ほんとに、色々やってみないと、自分は何が好きで、何に向いているのか分からないものですよ。



建築でコンペをやっている時は、まさか自分が不動産業でそこそこ結果が出せるなんて思ってなかったですし、不動産が好きなんて思ったこともありません。



高校辞めた時は、まさか数年後に自分が全国区でコンペを取るなんて思ったことがありませんし、将来株をやっている想像もしたことがありません。



全て行き当たりばったりで、なんとなく気分で色々やってみて、その中で自分の好きな事なんて、事前に想像できるものでは無いと知りましたし、実は嫌いなこと、苦手なこともやってみるとその中に一部だけ好きなことを発見できた時は、好きになるということも分かりました。



とにかく、今は何も期待せず、自分に実力があるとも思わず、毎日色々挑戦してみるのが楽しいし、好きなんだなぁという、ぼんやりとしたことだけ分かってきています。



で、色々やってみると不思議なもので、また次にやりたいこととか、挑戦してみたいこが出て来るものです。



何もやらなければ、精神的にも疲弊しますし、次の目標も見えてこない。
しかも、無い物をずっと頭の中で探し続けるストレスにさいなまれる。



一見楽に見えるのですが、何もやらない人生の方が、僕は怖いものだと思います。



この記事を読んでいるひとがどれくらいか知りませんが、もし今何か、コンペとか学生活動とか、課題とか、やっていることがあるのなら、とにかく全力でやってみて下さい。



進路選択をし、就職先が決まったのなら、少なくともその仕事が自分に向いているのか、向いていないのか、辛い中にも「楽しさ」があるのかどうか



というものを、しっかりと観察してみて下さい。



特に若いうちの行動なんて、全てが第一歩目です。



だから、まだまだ若いうちの小さな価値観の中でそれを見切らずに、何か1個をしっかりとやってみると、なかなか楽しいかと思います。



何も考えられないほど忙しいし、何かに挑戦しようと思っても時間が無いと思うなら、それは言い訳の可能性が高いと思います。



時間なんて捻出しようと思えばいくらでもできます。



ただ、気持ちが捻出を拒むほど疲弊しているなら、まずは気持ちを落ち着かせたり、食生活を変えてみたり、あと運動してみましょう。



運動はオススメですよ。



僕も毎日体鍛えるために運動していますが、やっぱり気持ちが良いです。頭もすっきりしますし、すがすがしい気持ちになります。



まぁ、まただらだらと長くなりましたが、何もやらないことというのは、実はけっこうつらい物ですよということを書いてみましたので、何もやりたくないと思っていた人は、少しゆっくり自分の時間や生活について考えてみて下さい。



それでは。


posted by makku at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会人生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする