建築学科攻略サイト

凡人が建築学科をスムーズにクリアしようと試みるために作ったサイトです。「攻略したぞ!」という過去形ではなく、「攻略できるかな?」というニュアンスです。
正確には、建築学科(を)攻略(したい人の)サイトです。
自分が建築学科出身で、今いろいろと仕事をしている中で、実際の現場を見て思ったこと、感じたことなどを、建築学生時代の経験に絡めて書いております。
よろしくお願いいたします。
 

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2016年05月30日

お知らせ

※注

募集終了しているのはSkypeによる雑談だけです。
コメント・メール等は空き時間を見つけて返信しますので、遠慮なく送ってください。




こんにちは、
今回は記事ではなくてお知らせです。



2016年の1月27日に、雑談募集ということで書いた



「雑談しませんか?パート2」という記事ですが、2016年1月28日(だったと思います)の時点で募集は終了しております。



Twitterで「募集終了」の告知をしていたのですが、その告知がうまく伝わっていなかったようで。。。



とってもありがたいことに、今もまだ、かなりの数の「雑談希望です」という連絡を頂いております。



極力対応するようにしていたのですが、最近は珍しく仕事が死ぬほど入ってて、外出してることが多いので、これ以上はなかなか対応できそうにないです。



また落ち着いたら、別の機会にあらためて募集させていただきますので、今(2016年5月30日)の時点では、とりあえず



募集終わっていますよー。



ということでお願いします。
(2016年5月30日時点で既に連絡を頂いてる雑談希望については対応させていただきます。)



このブログ・Twitterを始めた時はアクセスなんてほぼ無かったのですが、とっても有難いことに、今ではブログで月数万件、Twitterに関しては月十万アクセスくらいあり、今までは



「少ないけど、見てくれている方と楽しくほそぼそとやっていこー」



なんて思いながらやっていたのですが、最近はアクセスや問い合わせも思いのほか増えてきて、1人ではなかなか対応できません。



ですので、仕事やらなんやらが落ち着いて、まとまって時間が出来たらまた「雑談募集」しますので、その時にぜひぜひ連絡をお願いいたします。



※ちなみに、僕の中での雑談募集のキャパは、1回の募集で10人程度です。
有難いことに募集の告知をしてから大体2時間くらいで10人くらい募集が来ますので、ほぼ1日でキャパオーバーになり、募集が終わりますが、基本的には連絡いただいた方にはすべて対応します。



昔はこれでも十分対応できたのですが、最近はあまりに色々と増えてきたため、なかなか対応が難しいです。
何か良い方法を考えますので、今のところはちょっとアバウトな感じで許して下さい。



posted by makku at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 募集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月10日

アイデアの原点ってどこにあるのでしょうか?

こんにちは。



と〜〜〜ってもお久しぶりですね。
前回の記事更新が1月ですので、4か月ぶりの記事更新となります。



じつは、何度か記事を更新しかけたことがあったのですが、実際に記事を書いてみるとあまり面白い内容では無く、3記事ほど没になっております。



1月から4か月ほど、ほぼブログも更新せず、Twitterも更新せず、という状況だったのですが、その間死んでいたわけでは無く、僕は個人的に色々と考えたり、やりたいことをやってみたりと、楽しく元気に過ごしておりました。



さて、今回は特にこれといって書こうと思ったことがあったわけでは無いのですが、1月に書いた



「雑談しませんか?パート2」
※記事本文はこちら



という記事に質問のコメントが来ておりましたので、それにちょっと回答してみようと思います。



コメント欄に書こうと思ったのですが、いつも通り、とっても長くなりそうでしたので記事にしてみました。



質問の内容ですが



“今年で大学2年になる建築学科在籍のものです。
日々設計課題と向き合う日々が続いているのですが、設計案を考えるときの最初のとっかかりの部分がいまいちわからず四苦八苦しています。どういうふうにまっくさんは建築の設計案を組み立てていってるのかなと思い投稿させて頂きました。コンペ等に応募したときの設計案の過程などを聞かせてもらえたらとても嬉しいです。“



というものです。



僕も建築学生でしたので、なんとなく



あ〜、わかるわ〜



と思いながら読んでいました。


さて、早速本題に行こうと思うのですが・・・



その前に、1個だけ確認したいことがあります。



確認というか、アイデアを出したり、新しい作品を作るうえで、これが僕は一番重要だと思っていることなのですが、



そもそも、作品を作ったり、課題を考えたりする目的は何ですか?




ということです。



学校やコンペ等で課題を与えられて、建築学生は無意識に作品作りをしていると思うのですが、そもそも何で作ろうと思っているのかをまず考えて下さい。



その「目的」によって、「設計案を考える時のとっかかり」という最も最初の行為が変わってきますので・・・



多分、こういう質問が出てくる時点で、



”課題やらなきゃいけない!”



っていう前提で作品作りをスタートしていると思うのですが、正直、作品や課題なんてやらなくても別に死なないので、やる必要は無いんですよね。



で、



めっちゃ建築に興味があって、好きで好きで仕方がなくて、課題として与えられてなくても作品をずっと作っているっ!



っていう場合は、こういう質問は出てこないと思います。



だから、今回の質問は後者の「めっちゃ建築に興味があって、好きで好きで仕方がなくて、課題として与えられてなくても作品をずっと作っている」っていうパターンでは無さそうなので、



まずどういうとっかかりで作品を作っていくかっていう議論は置いといて、自分にとっての作品を作る目的を考えてみてはどうですか?



そのうえでアイデアのとっかかりを考えた方が良いのではないでしょうか。



と思います。



例えば、



課題を提出し、単位を取るだけでよければ、正直設計課題にアイデアなんて必要なくて、教科書に載っているビルとか、その辺にある一般的なセオリーで作られた建物と同じような図面+模型で十分間に合います。



僕のようにバイトしたくないから賞金目当てでコンペで賞を取るっていう場合は、自分が作りたい・作りたくないというのは置いといて、「出題者が作ってほしいと思っている作品は何か?」ということをずっと考えて作ります。結果、あからさまに今の時代に求められていそうな作品を作れば良いので、時代に合わせて作品を作っていくため、今の時代に求められているものをリサーチすれば大丈夫です。



こんな感じで、まずは目的を明確にしてください。



で、目的を明確にする場合は、必ず「正直に」考えてください。




正直に考えずに、自分に対してごまかす・演技をするような考え方をすると、作品を作ることがストレスになりますし、得るものは何もないです。



僕の周りにも



「俺は(私は)一生建築のことを考えて生きていくんだ!」

「将来は建築家になるんだ!」

「建築のことが好きで好きで仕方がない、どれだけ徹夜しても、どれだけ忙しくても、どれだけお金もらえなくても、耐えて、建築を続けていくんだ!」




と、声高らかに言ってた人は沢山いました。



で、そう言ってた人たちが社会に出てそろそろ3〜4年経ちますが、結果はどうでしょうか。



この人たちのほとんどは、建築に関係ない仕事してたり、会社辞めてたり、建築業界の愚痴を言っていたり・・・。



これは多分、その瞬間の気分や雰囲気だけで「建築好きかも!」程度の思いで学生生活を送ってるからこうなるんだと思います。



そもそも、人からお金をもらって仕事するっていうのは、



「その日の気分で、適当に作品作ってうれしいな」



なんて学生気分で出来ることでは無いですからね。



人の命を預かりますし、大金を預かりますし、責任重大ですし、嫌なこと沢山ありますし・・・



別になんとなく気分で「好きかも〜」って思うこと自体は悪いことでは無いんですけどね。ただ、こういう中途半端な人々の仲間になりたくないのなら、まず、正直に自分の目的を考えてください。



建築学生の何割かは、正直なところ、建築にそこまで興味ないと思いますよ。



なので、自分が作品を出す目的は、



大学の単位が取りたいからなのか、

就職したいからなのか、

周りからちやほやされたいからなのか、

お金が欲しいのか、

本当に好きなのか



まず明確にしてください。




文章なので、質問の意図がなかなかうまく伝わらないのですが、質問を読む限り、僕は質問者の方が「本当に建築のことが好きで作品作りに励んでいるのかな?」と思ってしまいます。



ちょっと厳しい言い方ですけどね。



ちなみに、僕は建築のことそこまで好きでは無かったですが、コンペがある・無い関係なく、毎日自主的に図面のトレースをしたり、1コンペにつき、提出する・しないに関係なく3作品くらい作ったり、模型も沢山作りましたし、雑誌や書籍にも片っ端から目を通してましたよ。以外にこういう泥臭い作業をしていました。



好きじゃない僕でもそれくらいするので、好きな人は普通もっと試行錯誤するのではないのかな?というのが僕の理論なので、どうしてもこういう厳しい意見になってしまいます。



こんな感じで正直に自分の目的を考えるっていうのは、学校の課題云々の話を超えて、後々の人生にも非常に役に立ちます。



例えば、就職先を選ぶにしても



僕が学校から推薦された就職先は大きい会社でした。



世間一般的な指標では、大学を出て、大手企業に就職すればどうでもいいやつらから「すごい人」と思ってもらえる人になれるわけなのですが、僕は別にそうなりたかったわけでは無いので、そこには行っていません。



正直、僕の希望の人生というのは、僕が仕事したいと思った時に仕事をして、僕が休みたいと思った時に休んで、田舎でのんびり本読んだり、自然と戯れながら生活したいっていうものです。



合コンに行って



「え〜まっくさんはOOにお勤めなのですか?すごーいテヘペロ」


とか


「え!?OOですか?将来安泰じゃないですか!今夜はホテル行きましょう!トリバゴで探してみますね♡」



なんて言われたいとも思ってないですし。(一流企業に行ってもこんなことは無いと思いますけどね・・・。笑)



東京に住みたくないし。



意味不明な出世争いに巻き込まれて、毎日意味不明に残業するのもいやですし。



この結果が今の僕の選択した進路で、正直に選択したからこそわりと僕の希望の生活が実現できているので特に毎日ストレスも無く、困ることも無く生活しているっていうのが現状です。



今や3人に1人は離職してる、働きたくない、目的が分からないみたいな残念な世の中ですので、そういう人生を送りたくなければ、学生時代に暇なうちによ〜く考えてみて下さい。



さて、ここまでは



アイデアの原点以前に、まず



”アイデアを出す目的は何か?”をしっかり考えましょう



というお話だったのですが、さすがにこれだけで終わるとなんか質問に明確に答えていないような気もしますし、せっかく質問してもらったのに



「思っていた回答と違うぜおい!」



ってなるのも悲しいので、



一応、僕が何か作品を作ったり、物事を考える上での発想の原点というか、テクニック的なものをいくつか書いておこうと思います。



ただ、ほんとに何度も描きますが、目的なしにこういうのを参考にすると本当に空虚な結果しか出ないので、やっぱり前提として目的をしっかりとしてくださいね。



正直ね、コンペなんてとっても賞金もらえる以外に特にいいこと無いですよ。笑
僕ももう2ケタ以上取ってますが、有名なデザイナーのサインの入った有難い表彰状なんて無くしちゃってどこ行ったか分からないですし、アイデアコンペ程度なら、取ったからと言って仕事増えるわけでも無いですからね。



まぁ前置きはこれくらいにして・・・



まず、何回も記事に書いてるかもしれませんが、コンペや学校の課題の場合は、



とにかく課題文を熟読してください。



「コンペに出そう!」



と思った時点で、アイデアなんてほぼ無いのが当たり前ですから、課題文を読むというのはアイデアのもとになるワードやきっかけを探すうえで、とても重要です。



で、課題文を読むときにとっても重要なことなのですが、語彙力や言語の表現力を出来るだけ増やしてください。



増やすというか、「許す」感覚に近いと思います。




“建築”という単語1つとっても、



僕たちの両親みたいな一般的な人たちが考える“建築”と、建築学生や建築家が考える“建築”は全く違います。



簡単に言うと、一般的な建築というのは
壁があって、柱が合って、屋根があって・・・



建築をかじってる人が考える建築というのは
壁や柱が無くても、空間や存在に哲学があればそれはもう建築



みたいな。



ちょっと建築をかじってるような人というのは、上に挙げた一般的な建築に対する認識を否定したがりますが、そういう風に建築をとらえている人たちを許して、そういうとらえ方があるというのも認めたうえで「建築」と言う単語を理解してください。



他にも、



「ふわふわ」とか「軽い」とか「オルタナティブ」とか「サスティナブル」とか「オーガニック」とか・・・いろいろな単語が課題文にちりばめられていますが、そういった単語を自分の尺度だけで理解せずに、1つの単語に対する理解を増やしていってください。



「軽い」というのは、何と比べて軽いのか

物理で言う、重量的に軽いということなのか

身軽さや動きの滑らかさを表現しているのか

軽率さや、行動の身勝手さを表しているのか

透明感を表しているのか

浮いているのか

ある程度の重みがあるのか

軽いでは無く「重くない」という表現にするとニュアンスが変わるのか

・・・etc.



といった具合に。



ちなみに、日本語で単語を読むのと、英語で単語を読むのでも、若干ニュアンスが違います。



わびさび と Simple は違いますし、

いただきます は Let’s eatと同じような単語ですが、意味は明確に違います。

座禅に近い単語でmeditationというのがありますが、meditation とは言わず、ZENと言うわけで、ZENというのは英語の世界には無い表現かと思います。



こういう違いからもアイデアって出てくるので、考えてみると面白いですよ。



で、こういう感じで頭を柔らかくして、色んな方向から課題文を読むと、良い作ろうと意気込まなくても、課題文を読んだ時点で、その後出来上がる作品に差が付きます。



当たり前ですけどね。



課題文から素直に作品を作るとして、扱える単語が少ない人と、扱える単語が多い人、どちらも創作力が同じだとしたら、扱える単語の多い人の方が、課題文を読んだ時に感じることが多いわけですから、出来上がる作品も感性が豊かなものになります。



もう一つ、連想ゲーム的に、単語のつながりを探してみて下さい。



何か2つの単語をむりやりくっつけようとするのではなく、先ほども書いたように、許せる単語を増やせば、自ずと単語同士のつながりも増えてきます。



これは、何か物事の抽象度を上げるというものです。
適当に例を出すと



リンゴとトイレのTOTOの共通点は何だろう?

ブラインドとワインの共通点は何だろう?

琵琶湖と世界の共通点は何だろう?



みたいな感じです。



別に机に向かわなくても、普段見かける風景や、日常生活で起こる現象をずっと観察していれば、意外と色々な物に共通点があることが分かりますよ。



とりあえず、いきなり課題文を読み、机の上で



「面白い形はなんだろう?」



みたいな入りで考えるのでは無くて、もっと日常生活の中で、単語の認識を増やしたり、ちょっとした不満や不便をメモったりしてみて下さい。



最初は意識的にやらなければならないので、そこからアイデアへ、そして形への変換はぎこちないと思いますが、慣れてくるととても滑らかに、自然に出来るようになりますので、そうなるまではぎこちない作品を作り続けてください。



それと、ぎこちない作品を作り続けるのもほんとに大事ですよ。



最初から素晴らしい完成品を作ろうとしてしまいますが、そんなのは天才以外出来ない芸当ですからね。



クソみたいな作品をちゃんと完成させて、その完成品を見ながら「なんでこれはクソなのか」ということをちゃんと考えて、大体50作品くらい自分の完成系を見ることが出来れば、色々とスムーズになってくると思います。



最後は根性論みたいになってしまいましたが、やる気があれば試してみて下さい。



あまりゆっくり見直してないんで、誤字や変な表現が沢山あるかと思いますが、最後まで読んでいただき、ありとうございました〜


それでは!



posted by makku at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | コンペ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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