建築学科攻略サイト

凡人が建築学科をスムーズにクリアしようと試みるために作ったサイトです。「攻略したぞ!」という過去形ではなく、「攻略できるかな?」というニュアンスです。
正確には、建築学科(を)攻略(したい人の)サイトです。
自分が建築学科出身で、今いろいろと仕事をしている中で、実際の現場を見て思ったこと、感じたことなどを、建築学生時代の経験に絡めて書いております。
よろしくお願いいたします。
 

カテゴリー:忙しい?


2014年07月23日

スケジュール

こんにちは。


最近めっきりTwitterもブログもしていなかったので、存在すら忘れられているやもしれませんし、


「もともと、僕の記事やつぶやきなんて読んでいないよ!」


という方もたーくさんいらっしゃるかと思いますが、何故か読んでくださっているごく一部の人に読んでいただければいいかなぁという気持ちで、たまーに新しい記事を書いています。


個人的なことですが、最近はいろいろと楽しいことが沢山あって、一日一日の中で、一生懸命それをやっていると、いつの間にか一日が終わっていて・・・


というように、その場その場を瞬間的に生きているように思います。


仕事したり、遊びに出かけたり、買い物に行ったり、観光したり、人と会ったり・・・と。


僕は


「今日はこれをやって、あれをやって・・・、明日はこれを終わらせて・・・」


と、事前にスケジュールを立てて行動するのがとーても苦手です。


そのわりに、色々とやっていて、後から思い返せば、「この短期間でよくもまぁこんなスケジュールを詰め込んだなぁ・・・」と思うことが沢山あるのです。


行動する前に、スケジュールを立てて、それをもとに仕事をこなしていくというのは、そこらへんで良く見かける


「素敵な生き方・仕事の仕方」的な本


で良く目にすることなので、僕も一応スケジュールを立てることは立てるのですが、最終的には立てたスケジュール通りになることは一切無いなぁと思います。


「素敵な生き方・仕事の仕方」的な本によると


「スケジュールを立てて実行すること」が善らしいので、僕みたいな行動の仕方や生活の仕方は、その本によると行き当たりばったりな”悪”になるような気がするのですが、それでも一応生きることが出来ているので、今回は個人的な事例ではありますが、僕のスケジュールの立て方とか、それを実行していくためにやっていることを書いてみようかなぁと思います。


特に、学生時代、僕は建築学科という個人的にはなんとも眠たくて暇な学科に居たのですが、一応作業は沢山ある(らしい)学科で、入学するやいなや謎に徹夜している忙しそうな先輩たちに出会い、


「徹夜しなきゃだめ」


というイメージを持ってしまうことが多いように思います。


ただ個人的に、僕は徹夜したことも無いですし、忙しかったイメージが無く、「徹夜しなきゃだめ」と、あれだけ多くの人が声高らかに語っている現状がいまだに信じられないので、その人たちと僕に何の違いがあるのかなぁと考えたことがしばしばあります。


違いといっても、どちらが優れていて、どちらが劣っていて、どちらが正解で、どちらが不正解という2極論では無く、普通に行動が違っているだけのお話で、そこから生まれる結果というのは、当たり前に違うわけです。


で、僕のスケジュールと行動と、”徹夜君”のスケジュールと行動の、その2つの違いを純粋に考えてみたのです。


スケジュールとか言っても、定義が非常に難しいので一応書いておきますが、僕の中では「人が絡んでくるスケジュール」と、「個人的なスケジュール」は、全く違う物です。


人が絡んでくるというのは、例えばO月O日OOさんと会うとかいうアポイントを取ってしまった場合です。


それはそれで、僕には操作できない(しにくい)スケジュールなので、そういう仕事やアポイントについては、事前にあれこれ考えることはありません。その日になって、その人に会って、そこで起こる事をやりさえすれば終わりなので、事前に考える必要があまり無いと思っているからです。


で、どちらかというと、今回のお話は「個人的にたまっている仕事・作業と言う物をこなすため」に、どうスケジュールを立て、どう実行するかというお話です。


例えば、学生の頃なら、1週間後にコンペを5本提出しなきゃいけないとか、週末に作品提出があるとか、そういう場合に、


1週間をどう考えて、どう動いたらその作業が全て出来るのか?


を考えるようなものです。


特に、建築学科というものは、学内・学外でコンペが毎年死ぬほどあるので、やろうと思えばずっとコンペに出し続けることも出来ます。


こんな恵まれた実践の場が提供されているのですから、本来は何個も作品を作って、何回も人に批判されて、評価されて、自分の考えという物がどういう物かを客観的に見ることが出来るのですが、ほとんどの建築学生は学校の一般カリキュラムをこなすことが限界で、コンペを出せば徹夜することが前提、ひどい場合は学校で提出する程度の課題で手伝いを大量に雇って徹夜するということになるのです。


別にそれが悪いというわけでは無いのですが、そうでない方法、考え方に目を向けることは無いのかなぁ?と純粋に思います。


僕に対して「お前もだろ!徹夜する人の気持ちも考えてみろよ!」と思うかもしれませんが、僕は徹夜する必要が無かっただけで、徹夜しろと言われれば、ただ眠らずに起きていればいいだけですからすぐできますし、やったこともあります。


それなので、徹夜しないで、普通にできることを、普通にやるという僕のスケジュールと行動についても、


ちょっとやってみようかな?


という気になっていただけると、ありがたいなぁと思います。



まぁ、前置きはこれくらいにして、本題に入りましょう。



と、その前にシチュエーションがはっきりしていないと書きづらいので、一応設定は


「1週間後にコンペ5本提出」


という設定にしておこうかなぁと思います。


スケジュールというほど大げさなものではないのですが、僕は、まずOO(期限)までに□□(作業)をやろうと思った時、その思った瞬間から大体1週間後までにやらなければいけない全ての作業をA4くらいの紙に書いていきます。


「仕事」や「創作」


と書かずに


「作業」


と書いたのは、仕事・創作は頭の中でいつでも出来るから、あえてスケジュールに落とす必要が無いということと、「作業」は仕事・創作を、コンペの場合は「表現」するための図面作成や文章打ち込み(精神を伴わない物理的な行動)なので、これが最も物理的な時間を使うものなので、ある程度スケジュールを考えておくと分かりやすいかなぁという個人的な考えです。


まぁ、とりあえずその必要作業をA4サイズくらいの紙にバッと書いていきます。例えば、コンペだったら提出物(図面・パース・文書等)を作成するということです。


プレゼンボード(A1)1枚作成
プレゼンボード(A3)3枚作成
模型2個作成
プレゼンボード(A2)1枚作成

と。

わざわざ書くというのは面倒くさいですが、これが結構重要で、この作業一つで、自分のスタート時点と、ゴール時点を知ることが出来ます。


やらなきゃいけない(と決めた)ことは、「あ〜これ出来るかな?」「面倒だな」という感情を省けば、


7日間でコンペに提出する作品を5本作り、それを表現するためのプレゼンボードと模型を各アイデアごとに作成する


という作業です。


単純に、これが完了していれば、1週間後に提出出来るわけです。


で、現状、スタートの時点では、何も形になっていないのです。


課題文等を読んだ瞬間から、ある程度のアイデアは浮かんでいると思うのですが、その時点ではまだ、人が見て、何かを判断できるもの、評価できるもの(図面や模型・プレゼンボード等)は手元に無いということが分かります。


「提出はできなかった、形には出来なかった・・・でも、俺は(私は)立派なことを考えたんだ!」


な〜んて小学生みたいな言い訳を受け入れてくれるほど、世の中は優しくないので、とりあえず人に提出できるように”形”にしなければいけないのです。


さて、これが分かれば話は簡単で、僕の場合はとりあえず即日で人に提出出来るところまで一度完成させます。


作業中は一切他のことをしません。とにかく、ありがたいことに、A4の紙にやるべき作業を書き出すだけで、目の前にやるべき作業が浮き彫りになったわけですから、今の現状と、向かう先が分かっているのです。


それを淡々とこなしていけば、1日あれば十分形に出来ます。


一度後輩や同級生、先輩達に


「そんなこと出来るの?」


と聞かれたことがあります。


どうも、やったことが無い人には非現実的に聞こえるようですので、もう少し具体的に書けば


・アイデアを考えるのに各1時間ほど。
・図面作成(今の時代PCがありますので、素材のコピペやラフスケッチだけである程度の図面は誰でも描けます。)1時間ほど。
・必要があれば模型を作ります。模型2個に2時間かかったとしても、2時間×5枚+1時間×2個なので、12時間あれば出来ます。
・あと12時間で飯食って、風呂入っても10時間くらい余る。


と思うので、10時間は寝ることが出来ます。


別に非現実的では無いですよね。(´・ω・`)


補足ですが、「出来ないよ!」という場合は、迷いがあるからだと思います。要は、スタートとゴールを自分で把握していないから、向かう先が合っているのか、間違っているのか、それを考える余計な作業が増えているだけです。それを避けるために、しっかりとやるべき作業を書き出せば良いんです。


さて、ここで一応提出できる程度に形になったわけです。コンペというのは、人に自分の作品や思想が分かればいいわけですから、図面等の「グラフィック・見た目などのクオリティ」は問われないわけです。


僕の中で、コンペにおける図面の美しさ・繊細さというのは、ざっくり2通りあります。


「す〜っ」と分かりやすく見られる美しさ・繊細さ


と、


グラフィックやバランスの美しさ繊細さです。


で、コンペで僕が目指していたところは「分かりやすい」という美しさです。


けど、僕が大学で状況を見てきた限りでは、グラフィックやバランスの美しさに重点を置いている人は多いと思います。


コンペの場面において「グラフィックやバランスの美しさ・繊細さ」に意味があるかどうかは微妙だと思うんですけどね・・・。


そういう場合は、個人PF集とかいって自費で製本して「カッコいい図面書けるようになりました」という本とかを作ってればいいと思いますし、そういうの作っちゃう人とかは、多分「グラフィックやバランスの美しさ・繊細さ」に意識が行ってるような気がします。


これは個人の好みの問題なので、どうでもいいのですが、とにかく僕は分かりやすいという美しさを出来るだけ目指します。人に物を伝えるのが目的なわけですからね・・・。


だから、図面のグラフィック視点からのクオリティとか、レイアウトの美しさなどはほとんど気にしないという理由もあって、やっぱり12時間あれば十分終わる作業なのだと思います。


ちなみに僕がこのブログで書いてる記事の「レイアウトの基本」というものも、分かりやすさに重点を置いていますということを言っていたと思いますので、興味があれば軽い気持ちで読んでみてください。


■ レイアウトの基本


まぁ、その後は、いったん「完成品をわきに置いといて・・・」普段通り1週間過ごします。


遊びに行ったり、ドライブしたり、本を読んだり・・・と。普段と変わらない生活をしています。


個人的なお話ですが、普段から僕は何か思ったことがあればメモを取るようにしているのですが、もちろんこういう期間も普段と変わらずにメモを取ります。


メモといっても、「何か書こう!書こう!」として書いているわけではありません。

それは普段からもそうですし、このようにコンペの作品制作中の期間でも同じです。書こうと思うことは特にないけど、何か変な違和感に気づいたら、いつも通りその時感じた感覚のメモを取ります。


スマホでも良いですし、ノートでも良いです。


※僕は車の中・部屋の机・枕元・バイクの小物入れの中・実家の机・会社のデスク・・・とにかくあらゆる場所にメモを置いているので、何かあった時にすぐに書いています。


ただ、やっぱりコンペとかの作品制作中は、なんとなくコンペの議題に引っ張られる感じはあります。


5つの作品がすでに形になって完成しているわけですから、物を見る感覚、出会ったものに接触するときの感覚・視点・考え方等は、こういう課題を抱えている時といない時とでは、全く違うものになっているように思います。


例えば、今バイクにハマっていたとしたら、道で偶然バイクを見かけた時に、目に留まりやすくなるとか、建築雑誌などで特徴的な建物を見たら、なんとなくそれに似た物が目に留まるとか、イライラした時に、些細なことでまたイライラするのと、同じ感覚でしょうか・・・そんな感じです。


5個の作品がどこか頭の片隅に残っていて、それ以外の体験をしている時も、無意識のうちにその体験をどこかその作品に変換しているような感覚があるのです。


だから、どうしても最初の日に、少なくとも提出できる段階までは全て仕上げておく必要があるんですね。


これで3日ほど過ごせば、修正する箇所や、もっとこうしたら良い的なアイデアが沢山出てきます。


天才的な能力を持つ人ならば、突発的にアイデアが出るのかもしれませんが、僕みたいな平凡な人間は、何か基準があって、そこにきっかけが加わって、アイデアが出てくるような感覚があるのです。


基準=今現段階で完成している作品で、きっかけは日常の中で気づいたこと


みたいな・・・。


で、完成品に徐々にそれを反映させるなり、少しづつ1週間かけて訂正していけば良いんです。それを提出日まで、満足いくまでやっていればよくて、提出する瞬間に初めて印刷して、無理せずに、期限までに出せば良いんです。


こうやって見ると、当たり前のことを当たり前にやっているだけだなぁとつくづく実感しますね。笑


何も不思議なことは無く、特殊能力も必要なく・・・


これだけ長い文章を自分で書いておきながら、自分で読み返すと


「右足を出して左足出すと・・・歩ける↑↑♪」


といったような話をしているようなのですが、これだけ簡単なことですので、ほんとに


「1日寝なければ徹夜できるんだよ」と同じ原理で、


「徹夜しなくても普通に出来るんじゃない?」と言ってるだけなので、一度やってみて下さいね。


空いた時間でいろいろできますよ。こうやってると、後からスケジュールを見直したとき、


「よくこんだけの内容を一週間に詰め込んだなぁ・・・」


という感覚になるかと思います。特に、今まで徹夜して大学の平凡なカリキュラムの中で精いっぱいだった時なんかは、よけいそう思えるのではないかと思います。


仕事をし始めると、なかなかプライベートが充実しないという話を聞きますが、僕は今のところ、そんなことはありません。


僕としては、こういう感覚のほうが楽ですし、ストレスも無いです。


ただ、世間で出会う「忙しいらしい人」を見ると、手帳が真っ黒になるまでスケジュールを書き込み、それを「あ〜忙しい忙しい」と言いながら、必死こいてこなしているわけです。そういう光景を見ていると、


スケジュールは人を忙しくするものなのですか?


と単純に思います。


スケジュールを作るのにも時間がかかるわけですから・・・せっかくなら楽できるようにスケジュールを立てたらどうですか?と言いたくなるわけです。


まぁ、そんな感じで、もし自分がたてたスケジュールが、自分を忙しく拘束しているというギャップや違和感があれば、僕のスケジュールや行動というものも、ちょっとだけ参考にしてみて下さいね。


それでは。



posted by makku at 12:28| Comment(0) | 忙しい? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月08日

時間のデフラグ

たとえば、その1日に何かやらなければならない用事があったとします。
それを、1日かけてやるという計画を立てると、その日1日は
「完全に用事のため」の1日になります。


今なんとなくやらなければいけないことに対してよく、


「今日は1日テスト勉強をする」
「今日は1日課題をやる」という予定を聞きますが、
はたして1日24時間ちゃんとやっているのか気になります。


変に気負ってその日1日を過ごすことは、
あんまりよくないことだと個人的には思います。


良くないというか、一日必要かどうかを一度よく
考えてみるべきだと思います。


仮に、ある用事を済ませるのに1日24時間が必要だとします。
ならば、それに1日を使い果たすことを前提に作業を始める前に、


「2〜3時間で済ませることはできないだろうか?」


といういことを考えるほうが、よっぽどいいと思います。
残りの21時間を別のことに過ごせますから。


変に「自分は忙しい」という考えに至ると、
想定外の出来事が目の前に現れた瞬間、無意識に


「忙しいから、今は無理・・・」


という考え方になってしまいます。
それは、果たして良いことなんでしょうか??


変に気負って丸一日使うことを前提としたスケジュールを作ることよりも、
日常生活の中に、負担にならないようにうまく
スケジュールを組み込むことが、計画を立てることだと僕は思います。


どんなに忙しくても、毎日お風呂に入ります。
歯を磨きます。トイレに行きます。


それと同じです。


僕のスケジュールを例に挙げると(大学時代)
(ちなみに、僕は事前に計画をたてませんが・・・)


起床→飯→読書→勉強→テレビ→勉強→学校→飯→勉強→
遊ぶ→勉強→課題→友人との約束→私用→飯→風呂→勉強→読書→寝る。


がだいたい一般的です。1日何時間かは本を読みます。
勉強4〜8時間していると思います。私用0〜5時間(学校も含む)使っています。
趣味に1〜2時間使っています。空き時間はだいたい遊んでいます。


だいたい毎日こんな感じです。


でも、事前に「これをやるぞ!」という計画をたてて、
それを毎日実行しているわけではありません。


そんなことしてたら、身がもたないですし、
ガサツな僕の性格では、このスケジュールを毎日決めてこなすことは
出来ないと思います。


でも、特に意識せずにこういうことを毎日やっています。


それは、1日の計画を立てるというより、
僕は「だいたいこれくらいはできるだろう」という漠然とした課題を、
毎日の空き時間に割り当てながら生活しているからです。


それこそ、お風呂に入ったり、
歯を磨いたり、トイレに行く感覚です。


これくらいの時間、学生には沢山あるはずです。


ただなんとなーく生活する前に、一度
日常生活の無駄な時間を見つける作業をしてみてください。


慣れると、今よりもっともっと
効率よく生活することができると思います。


posted by makku at 23:40| Comment(0) | 忙しい? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする