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カテゴリー:就職


2017年08月23日

進路選択に対して来る色んな質問の根本に、根本で回答してみた。



こんにちは、



結構前から、進路選択についてちょくちょく質問をいただきます。



で、進路選択について似たような質問がやまもりもーりもーりもり来ますので、一旦とりまとめてこういう疑問・質問の根本にある悩みまで掘り下げて、記事で回答を書くことにしました。



とりあえず、一部引用の許可をもらったので、大体こういう質問が来ますっていう一例を”参考に”載せておきます。
※この記事は、この質問に答える記事では無く、この質問に近い・又は内容が同じような質問が沢山きますので、それら全体に答える記事です。



---ここから引用---

こんばんは。
前にも少しメールさせていただきました。
建築系の学部4年です。
個人的に、まっくさんのような方にもご意見を頂きたいのですが、、、

現在私は進路で悩んでおります。

【中略】

目的については、もともとは構造デザインがやりたかったので、他大の、いわゆる構造作家の先生の研究室を志望しておりました。しかし、今の大学の教授に相談したところ「今年は一般入試は厳しくなる」と言われ推薦を取ってしまいました。
「構造」は少しは意匠と関係ありそうだなという安直な気持ちでテーマを選んだ結果、実態はソフトでの解析作業、数字入力・解析の繰り返しで、まったく面白みが見出せていません。
このまま院修了まで作業を繰り返して身につくのはエクセルぐらいではないかと思っています。

結局はデザインに関わる何かがしたいのだと思います。4年になってからはデベロッパーに興味が出てきたので、都市計画系の研究にも興味はあります。すごく漠然としているのですが、自分の意志が少しでも反映され、形あるものができる研究、少しは芸術の要素がある研究がしたいのだと思います。音楽がずっと好きなことも関係しているかもしれません。



---ここまで引用---




こんな感じです。
※引用許可ありがとうございます。今度是非飲みにいきましょう!



こんなニュアンスのメールやコメント・DMが結構な頻度で来ます。



質問も言葉や悩みは個々別々に違うのですが、元をたどっていくと結構同じような内容なので、それらをとりまとめて、僕なりに回答をブログの記事に書いておくことにしました。



で、記事に入る前にまず、全体的に僕が思うのは



悩みとか質問が抽象的すぎるってことです。



まぁ、当たり前ですけどね。それは、質問してくる方々がほとんど学生なので、全然悪いことでは無いと思います。



質問してくる方々の状況を聞くと、ほとんどの場合は、バイトかオープンデスク・インターン以外の労働を経験していないので、HPや会社パンフレットを眺めて、また、親や周りの人の話を聞いて、あれやこれやと未来像を想像してみて、その想像に対して疑問を持って、またあれやこれやと考えて、で、最終的に悩むのです。



その悩みが僕のところにやってきて、その“想像”に対して具体例を出して説明をしてみるのですが、人の“想像”に対して僕が“想像”して返信しますので、「これだ!」っていう具体的な回答は出来ていないと思います。



なんとなく



「ありがとうございます!参考にしてみます!」



的な・・・笑



これだと、話聞いた瞬間や、そこから数日間は気持ち的に安心できるんだと思いますが、日常生きていると“想像”とは違い、個別具体的な“現象”が群れを成して襲ってきますので、数日後には「あ〜、やっぱやべぇ・・・」となって、それが循環しいてる状態かなぁと思います。



この感覚は、僕も学生の頃に経験したことがありますし、僕のところに来る質問(疑問)のほとんどは、僕も考えたことがありますので、今回は(というかいつもだけど・・・)



「じゃあどうすれば良いか?」



ではなく



「実際にどう行動したのか?」



をメインに書いておこうと思います。



ちなみに、「じゃあどうすれば良いか?」と「実際にどう行動したか?」って、ふわっと読むと同じ文章に見える気がするのですが、全く違うものですからね。



「じゃあどうすれば良いか?」は、想像に対する想像。



「実際にどう行動したか?」は、想像に対して行動して出した結果ですので。



これも余談で書いておきますが、僕も自分の進路を考えるうえで、就活ノウハウ系の色んな記事を読んでいますし、建築で言うとレイアウトとか図面作成のノウハウみたいな記事も読んでいますが、ピンと来ない記事のほとんどは、「どうすれば良いか?」は書いてあっても、実際にそれを現実に問うた結果は書いていないんです。



就活系では、「スーツの色」とか「挨拶の仕方」とか・・・
一般論(何をもって一般論?って笑ってしまいそうになりますが・・・)でそうかもしれないけど、それを人や社会にぶつけてみた時の反応は書いてない。



レイアウトや図面のノウハウも、「美しいレイアウト」とか「図面の書き方」は書いてあるけど、それを誰かに見せた時の反応とか、実際に仕事につなげたorコンペで賞を取ったときの雰囲気、空気、結果は書いてない。



こんなのは、小学生が本を見てPCの画面に入力すれば記事として成立してしまうような記事ですので、僕は読んでも仕方がないと思うのですが、未だにこういうアホを惹きつけてアクセスを伸ばすためだけの記事が圧倒的に支持されている



まぁその分そういう記事に惹きつけられるような人たちが僕の記事を読まなくなるので、それはそれでいいんですけどね。



かなすぃい・・・



まぁだらだら書くと終始愚痴みたいな記事になるので、余談はこのくらいにして早速本文へ・・・
※僕が学生の頃から今に至るまで+今現在の行動とその結果は、結構過去の記事とかTwitterで書いているので、全部読めばなんとな〜く見えてくると思うので、出来ればこの記事だけでは無く、過去の記事も読んでもらったほうが、より沢山の行動の結果が分かるかと思います。



とりあえず、僕のところに来る質問は、要するに



「好きな事をやりたい」とか、「デザインにかかわる仕事をしたい」とか「何か作りたい」けど、どうすれば良いか分からない。



そういう質問がほとんどです。



こういう抽象的な質問に対して質問の内容を極限まで考えて次の行動を回答すると、すっごい地味な回答になるのですが、その地味な行動の奥深さを説明しようと思うと異常に長く細かい文章になり、表面的な面白みも無くなります。



で、残念ながらこれらの質問に対して僕は表面的でキャッチーな答えを持ってない。笑



むしろ、僕も質問を下さる方々と同じように「好きな事をやりたい」とか、「デザインにかかわる仕事をしたい」とか「何か作りたい」と思っています。



ただ、質問してくださる方々と圧倒的に違うのは、一見それら(「好きな事をやりたい」とか、「デザインにかかわる仕事をしたい」とか「何か作りたい」)の願望とは全く関係なさそうな小さな行動を沢山していることです。



それをおおざっぱに抽象化すると



「僕個人の信用を社会に積み立てている」



が、一番ニュアンスが近いかなぁ・・・笑



状況としては普通の会社員(会社員といっても雇用形態は半自営業みたいなものですが・・・)で、そのへんにいる大学生、20代と変わらないごくごく普通の人なのです。



けど、会社員という立場を使って、また僕一個人として、やっている行動は全て「僕個人の信用を社会に積み立てる」という結果につなげるように意識しながら行動しています。



それは、今後(もうすでに分かりやすく見え始めてますが)どこの会社に勤めるか?どこの大学を出たか?何をやっているのか?という状況になんの価値も無くなり、「私は誰なのか?」の位置づけによって「自分が何をやるか?」が決まると考えているからです。




そういうある種ブランドみたいな物の呼び方が分からないので、ここでは「社会的誰か」っていう書き方にしましょう。



「社会的誰か」になれれば、何をやっても、何を売っても良いんです。何を作っても、何をデザインしても、何を書いても、消費者に受け入れられるんです。※そのぶん、ちゃんと倫理観を持ってやりましょう。



逆に「社会的誰か」にならなければ、どんなに素晴らしい物を持っていても、何を作っても、何をデザインしても、何を書いても商売にならない。受け入れられないんです。(ただし、天才を除く=天才は生まれながらに「社会的誰か」です)



抽象的すぎますので、具体例を挙げると、以前ブログにも書きましたが、僕が「まっく」というTwitterアカウントを作ったのが2012年(5年前だから、22歳?23歳の時かな?)です。



この時、僕の周りの大学生たちは4年生とか大学院生でしたので、就活の真っ最中。リクルートサイトに登録し、スーツを買いに行き、しょうもないSPIとかいう試験勉強をしている時でした。



僕は最初の地味な行動をとりました。それがTwitterのアカウント作成です。(※アカウントを実名にしていないのにも理由がありますが、これは違うジャンルの話だから今は割愛)



え?「好きな事をやりたい」とか、「デザインにかかわる仕事をしたい」とか「何か作りたい」のと全然関係なくね?(草wwwwwwwwww)え!?馬鹿なんじゃね?(チコリータwwwww)



とか思うかもしれないけど、当時の僕からしたら明確に結果を見据えた行動の一つでした。



何故かと言いますと、「僕個人の信用を社会に積み立てる」という目標をかなり効率よく実現できるからです。



で、「僕個人の信用を社会に積み立てる」ということは、「好きな事をやりたい」とか、「デザインにかかわる仕事をしたい」とか「何か作りたい」につながるからです。



さすがに、今の僕の状況を見れば疑わしいことは無いと思うのですが、例えば、僕が



「何かイベントをやりたいなぁ〜」って思った時、Twitterで呼びかければ思っているくらいの人が集まります。



「漫画書きたいなぁ〜」って思った時、漫画書いてブログにアップすれば一定数(攻略サイトだけで月に万単位でアクセスがありますので)の読者に読んでもらえます。



コンテンツの質は良いか悪いかは置いといて、自分のキャパの範囲内で何かやりたいと思った時に何か出来る環境というのは、Twitterとブログでほぼカバーできるんです。

※けど、生活がって話は一旦置いておきます。もちろん、僕は現状生活できてますので成り立つ前提で書いています。



周りが就職活動をしている時に、就職活動を全くせずにTwitterやブログを始めたんですが、周りは



「何やっているんだこいつ」



って思っていたと思います。けど、その地味な作業も、当時から5年経過した今から見ると、何か新しい事を始めようと思った時に、それが実現できる可能性をかなり高くしてくれると思いますし、何もやっていない人との差は爆裂的です。



そして、最近目立って市民権を得始めたクラウドファウンディングのおかげで、ちゃんとやれば僕個人レベルですとほとんどの「好きな事をやりたい」とか、「デザインにかかわる仕事をしたい」とか「何か作りたい」は実現できる状況だと思います。
※今の状況だと1000万迄なら自己資金で何とかした方が早いような気がしますが・・・



また、僕は大学生の時にこの状況を見据えて、「数年後にある程度個人の信用が社会に構築されたとしても、それまでの数年間は普通に生活しなきゃいけない」っていう物理的な制約にぶつかったわけです。



だから、過去の記事にも書いているように



「就職せずにアルバイトしよう」



と思ったんです。最低限の生活が出来る程度に働いて、残り時間全て「僕個人の信用を社会に積み立てる」という行動に充てようと。



そして、見事アルバイトに全て落ちて、なんやかんやあって今の会社に入ったわけです。
※そういえば何で全部落ちたの!?結構優秀だよ僕・・・。と、今になっておもふ。



不動産営業を選んだのも、営業として人と対面する機会が多いのと、油断したら引きこもってしまう自分の性格を変えるために必要なスキルが身に付く可能性が高い事、なにより、不動産営業は、結果さえ出せば労働時間・年齢関係なく高収入の世界ですから。



僕は質問を送って下さるみなさんと同じように、学生時代



「好きな事をやりたい」とか、「デザインにかかわる仕事をしたい」とか「何か作りたい」



と思ったんです。



そして、実際に取った行動は



Twitterのアカウント作成、ブログの立ち上げ、不動産の営業会社に入社



です。で、これらは全て、明確に「僕個人の信用を社会に積み立てる」というビジョンの中でやっていました。なので、自分が取ったとても地味で小さい行動の一つ一つを考えながら、反応を確かめながら続けてきました。



結局、ほとんどの人は数年先の結果を見据えた超絶地味な行動に耐えられない(か、その行動の成果を確信・信用出来ない)から、分かりやすい(けど何も積み立てられない)所に行くのだと思います。もちろん、どこにいても個人の信用を積み立てていける人もいますが・・・。



まぁ、デザインや創作の仕事にも色々とありまして



デザイン=他人がデザインしたものを具現化する
何か作りたい=他人の設計図を見てそれを組み立てる作業の一部を行う



も、デザインや創作ですが、僕も含めて「好きな事をやりたい」とか、「デザインにかかわる仕事をしたい」とか「何か作りたい」という願望を持っている人がやりたいこととはちょっとニュアンスが違うと思います。



で、ゼネコンやアトリエのほとんどの求人は「デザイン=他人がデザインしたものを具現化する作業の一部を行う」「何か作りたい=他人の設計図を見てそれを組み立てる作業の一部を行う」なので、なかなか最初の進路に向かうための一歩が踏み出せないのだと思います。



「そこで経験を積んでお金も稼げるから、まずはここに」っていうテンションで行っても、なかなか思ったような経験も手に入らず、お金ももらえない、時間も全然ないという状況の人も沢山いますし。



そういう現実を見ると、ブログ作ったり、Twitterのアカウント作成をしたり、時間を捻出しながら働ける環境に身を置くっていう選択は、ものすごく保守的で真っ当だと自分では思っています。



僕はこういう感覚で生活しているので、ブログやTwitterでオープンデスクや今の建築業界の労働環境に対して批判的な事を書くと一定数「怪しい」とか「苦労することが大事なんだ!」みたいな感想が来るのですが、僕からしたらこの時代に「経験」とか「やりがい」のもと、金のない大学教員が学生を集めて無銭労働させて、無銭労働している学生たちも「経験!」「やりがい!」って嬉しそうにしている現実の方が怪しい宗教的っぽくて怖いです。笑



まぁ、とりあえず絞られたい人は絞られていればいいと思うんですが、絞られたくないけど、理想の環境が無いっていう人が「好きな事をやりたい」とか、「デザインにかかわる仕事をしたい」とか「何か作りたい」って思ってしまった時は、自分の身の回りにある「個人の信用を社会に積み立てる」ことが出来る環境を探せば良いと思います。



現に、僕はそういう行動を続けながら、それが許される環境に身を置いていて、今のところものすごく快適ですし、自分のキャパでやりたいと思うことは大体出来ていますので。



自分で自由に設計したい!そのためには、まず設計事務所で厳しい環境で3年修行して、その後独立資金を貯めて、その後事務所を立ち上げて、苦しい生活をしながら最初の施主を見つけて・・・



それはそれで大変素晴らしいんですけど、僕は大学卒業してから2年ほど超快適に生活したのち、自分の金で自邸を建てましたから。



設計やデザインに関して修行もしてないし資格も持ってないし、年齢も若いけど僕は施主ですから。最も自由に出来ますし、責任は施工業者が持ってくれるし。こっちの方が早くね?って普通に思います。



こういう時代ですので、何をやったら良いか分からないし、最初の進路をどうすれば分からない場合は、どんな行動を取ってもいいんだけど、常に



「自分の信用を社会に積み立てる」



という意識で行動すれば良いと思います。



もう少し細かく具体的な行動を言うと、親や家族は自分を最も理解してくれる人たちですから、まず親や先祖を大事にしたらいいと思います。



そういうところから「自分の信用を社会に積み立てる」という行動が始まりますし、信用も広がっていきますので。



成功哲学の本とか読むと、必ず「友達を大事に」「先祖大事に」って書いてありますが、正しいと思いますよ。



ただ、



「好きな事をやりたい」とか、「デザインにかかわる仕事をしたい」とか「何か作りたい」と思っているんですけど、最初に何やれば良いですか?



と質問されたとき、



まず、「先祖を大切にしてください!」そうすれば自ずと道は開けるでしょう!



とか答えちゃうと



え!?この人怪しい人!?



みたいに思われちゃうので、どうしても具体的な内容で答えなきゃいけない。



けど、具体的な内容(特にしょうもないテクニックじみたもの)で答えると



「へぇ〜、勉強になったなぁ!明日から頑張ろうテヘペロ!」




で終わっちゃう。



質問もらうたびに、丁寧に答えたい気持ちはありながら、前提を共有できてないから答えるのが難かしく、かといって個別にこの記事並み(5000文字以上)の回答をするのも疲れますので、



細かい行動と背景と一緒に、地味な行動がどういう結果をもたらし、その結果から可能性がどう開けていくのかを今回は頑張って書いてみました。



あと、もう少し細かいニュアンスで、今回と同じような内容について他の記事・音声等でアップしていますので、そちらも参考にしてください。リンクを載せておきますので。



■ 個人的な意見をひたすら話してみた。
※この記事は最近の記事で、気が向いたら随時音声を追加しています。



■ 建築学生は知っていた
※この記事は2年前に書いた記事です。



■ 大学生の就活お役立ち情報!?

※この記事は3年前に、書いた記事です。5年前に僕が作った資料を元に作成している記事ですので、僕が進路選択をしてた瞬間に一番近い感覚で記事を書いていると思います。





それでは!




■ 参考資料 引用したメールに、回答したメールを載せておきます。


こういうやりとりだと、どうしてもこのメール程度の回答しか出来ないから、自分の回答にかなり不満が・・・。笑


---ここから引用---

こんばんは。
前にも少しメールさせていただきました。
建築系の学部4年です。
個人的に、まっくさんのような方にもご意見を頂きたいのですが、、、

現在私は進路で悩んでおります。

【中略】

目的については、もともとは構造デザインがやりたかったので、他大の、いわゆる構造作家の先生の研究室を志望しておりました。しかし、今の大学の教授に相談したところ「今年は一般入試は厳しくなる」と言われ推薦を取ってしまいました。
「構造」は少しは意匠と関係ありそうだなという安直な気持ちでテーマを選んだ結果、実態はソフトでの解析作業、数字入力・解析の繰り返しで、まったく面白みが見出せていません。
このまま院修了まで作業を繰り返して身につくのはエクセルぐらいではないかと思っています。

結局はデザインに関わる何かがしたいのだと思います。4年になってからはデベロッパーに興味が出てきたので、都市計画系の研究にも興味はあります。すごく漠然としているのですが、自分の意志が少しでも反映され、形あるものができる研究、少しは芸術の要素がある研究がしたいのだと思います。音楽がずっと好きなことも関係しているかもしれません。


---ここまで引用---


で、僕の回答



おはようございます。
僕の個人的な意見でよければ・・・


■他大学の院に行きたいのは、「他大の教授から何か学びたいことがある」・「他大学にしかない設備で研究したい」など、明確な目標があ るからですか?
それか、就活にむけてのロンダ(今よりも”良い=世間一般的な感覚で”大学に行く)のが目的ですか?

前者なら、休学して1年浪人しても行く価値があると思います。ただ、親の経済状況とか、物理的な制約がありますので、それが成り立つ前提で。
後者なら行く意味ないのでやめればいいと思います。
※ちなみに、僕も中退した立場なのです。理由はこれ以上ここで何か学ぶ必要はないって思ったからです。


僕の感覚ですけど、明確に研究目標をもって大学院進学する人って少なくて、大学院に行けば雇用待遇がよくなる(かも)とか、漠然と「何かいいことがあるのでは?」って思ってるか、社会に出て働くのに抵抗があって、もう少し「学生」という立場を利用して自由に生活したい人がほとんどだと思います。

で、算数で計算すればわかるんですけど、例えば

院に行ってちょっと待遇が良くなりました。(月給与が+5万)
院は2年ありますので、学費が国立で50万程度、私立で120万程度。
計100〜240万ロス

それに加えて、学卒で働いてる人は働いて年間300万ほどの給与を2年もらってますので

学卒と比べて院卒は2年で600万のロス=計700〜840万のロス

月額給与が院を出た事によって5万増えたとして、学卒と比べて年間60万のプラス
つまり、”今の時代”、院を出て学卒と同じ条件になろうと思ったらだいたい10年かかります。

だから、就活目的で行ってる人沢山いますけど、それなら上の通り行く意味ないですよ。すぐ辞めればいいと思います。

こう いうのって算数できればわかるんですが、ほとんどの人は分かってても
「院卒は好待遇」っていう昔の宗教みたいな感覚が頭から離れなくて居る人がとっても多いです。

明確に学びたいことがあっても、周りこういう人が多いので、よほど意思が強いかスパルタな大学院に行かないと意味ないですよ。




■ あなたが辞めても変わりはいくらでもいると思いますが・・・(悪意を持って言ってるわけではありませんよ!)
※今辞めると、実験等参加できず、相方に迷惑をかけるのではという不安もあります。という内容に対して


■ 目的がよくわからないので、目的をはっきりさせてから進路を考えたほうが良いと思いますよ。
前提が無いので出口もない状態だと思います。

とりあえず、質問読んでわかる範囲で答えておきます。



こんな感じです。






posted by makku at 14:55| Comment(0) | 就職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月25日

元建築学生の、僕の就活の志望動機を書いてみた。

こんにちは。



すごいでしょ。たぶん1週間で3記事くらい更新しています。



2016年前半から半年くらいTwitterもブログも放置していたんですが、なんせ最近は暇で・・・。笑



暇って言っても仕事沢山あるんですが、自分のキャパが少し広がったんでしょうかね。



そこそこの数の案件かかえつつ、日々新しいことに挑戦しつつ、見たい映画みつつ、色々勉強しつつ、コンペにも出しつつ・・・



多分やってることは沢山あるのですが、自然と時間がねん出できるようになってきたのかなぁ。



あとは、最近自宅に居ることが多くなりましたので、色々と作業してる合間とか、外出していない時は何かメモる時間もありますので、半年間ブログを放置してた時に実は書いてた没記事とか、メモを編集して記事にしています。



で、最近



「そういえばあまり触れてないなぁ」



って思ったことが、僕の今の会社への志望動機というか、”なんで小さな会社に入ったか”というところです。



別記事でちょっとずつ触れているのですが、あまりここにフォーカスしたことがありませんので、今回はそれを記事にしようと思いました。



大学生や僕みたいな20代としては、色々と将来の進路や仕事、就職について不安があるかもしれませんので、参考になればと思います。



僕の仕事内容や僕が今居る会社について知らないって人は過去記事でいくつか触れている記事がありますのでそちらを読んで下さい。
※関連記事のリンクを貼っておきます。



■ 就職活動や進路選択に”失敗”があるとしたら・・・



■ 建築学生の、リアルなその後



■ 私生活や金銭事情について質問が来たので、私生活や金銭事情を書いてみた。




■ 大学生の就活お役立ち情報!?




それでは、僕が今の会社に入った動機です。



ちなみに、内容としては



「何故不動産業を選んだのか」



という内容では無くて



「何故小さい会社に就職しようと思ったか」



という内容です。



@大きな会社特有の、同期とのなれ合いみたいな新人研修が面倒くさいから



大きな会社に行くと、泊まり込みで行われる新人研修みたいなものがあります。



同期の仲間と絆を深めつつ、未来の上司と飯を食ったり、ありがたい話を聞いたり・・・



みたいな。



僕はサークル活動やチームプレイが極端に苦手な性格なので、そういう場所に行くとあまり積極的に動けないんですよね。



たぶんそれが僕の欠点なんですけど。



世に中には頭良くて、こびへつらうのも上手くて、世渡り上手な人が居ます。



僕はそんな人に勝てる気がしませんので、勝負しないでいいように、大々的に新人研修や仲良し会みたいなものを行っている会社を避けました。



A即戦力として扱ってもらえる確率が高いから



大人数が一気に入ってくる大企業ですと、新人は新人です。



どれだけ実力があっても、会社の売り上げに直結する人材でも、良い大学を出ていても「出来る新人」という扱いで、自由気ままにはやらせてもらえません。



日報を書いて、業務報告をして、上司に挨拶して・・・



大きな組織を維持するのには大切なことですが、僕はどうもこういうのが面倒くさくて嫌なんです。



ベンチャーは使えないとクビ切られますが、使えれば良い待遇です。
※使えない人はそもそも給料もらえないので自然に辞めますからね。



なので、あまり「社内教育」という概念がありません。



特に創業して間もないころは。



「自分で考えて勝手にやれば?個人成績なんであなたの成績なんて関係ないし」



みたいな先輩方の風潮が僕の性格に合っていましたね。



即戦力というより、放置みたいな感じですけど、これがなかなか大手では受けられない待遇なのです。
※ちなみに、最初はこんな扱いですが、今はとんでもなく可愛がってもらってると思いますよ。笑



B嫌らしい話、出来たばかりで人数が少ない会社だと、すぐ1番になれると思ったから



僕が今の会社に募集した時、社員の人数は社長を合わせて15人くらいでした。確か創業3年目(だったかな?)の時です。



従業員は、ヘッドハンティングで集めた中途ばかりです。



ただ、ベンチャーっていうのは売り上げや利益が出なければ潰れるリスクと常に隣り合わせですので、シビアに結果主義です。



大きな企業であれば「人情」とか「今まで貢献してくれたから」とかで優遇したり、内部留保で給料を払えますが、ベンチャーはそんな余裕ありませんので、非常に冷たい結果主義です。



「今現在売り上げを上げている人が会社に貢献している人材」



という評価の仕方です。しかも出来てまだ3年そこら。



もしここで1番になれば売り上げの大部分を自分が持っていけますし、ライバルも少ないです。ベテランやヘッドハンティングで集まった人材とはいえ、スタートラインはほぼ1列です。



なので、すぐ1番になれると思っていました。



ちなみに入社初年度の成績は2位でした。残念。
※その後はある程度優遇してもらい、成績もずっとコンスタントですので個人的にはあまり順位にこだわっていません。笑。だからといって今も順位悪くはないですよ。ただ、のんびり気ままに生活したいのです。



とりあえず、頭の良い優秀な人材は大手に行って、そこで壮絶な出世争いをします。



それに勝てる自信があれば良いと思いますが、僕は勝てる自信が無いので、こういう小さくて勝てそうな場所で全力で戦おうと思いました。



C特殊なスキルを持っている人が少ないから



地方のベンチャー企業は、確かにある特定の分野に優れた人が集まっているのですが、平均年齢もある程度高いので、英語とかパソコンとかに結構うといんです。



僕は英語はあまり得意では無いですが(特にスピーキング)、読み書き、聞き取りはそんなに困らない程度に出来ます。



あと、パソコンは小6の時から自分のパソコン持ってたので、相当詳しいです。
プログラミングも出来ますし、C言語、マクロ、html等、結構色々できます。



高校で数物、大学で建築を選考していましたので、PCスキルと組み合わせると、計算プログラムの作成とかグラフィックの作成とかも結構なクオリティで出来ます。



なので、HP編集やエクセルのフォーマットの編集、ポスターやグラフィック制作は未だに社内で僕しか出来ません。



こんなのは今やスタンダードなスキルなのですが、ベンチャーでは重宝されますので、そこも理由の一つです。



D未来のリスクは大企業とそこまで変わらないから。



会社がつぶれる可能性は今の時代、大企業も小企業もほぼ同じだと思います。



正確には、



潰れるリスクは違うけど、働けなくなるリスクは同じ



ということです。



大企業は内部留保も沢山ありますし、信用もあります。
ファイナンスの力もありますので、資本を集めるのにも困りません。だから潰れる確率は低いと思います。ただ、そこに従業員としてずっと居れるかどうかは別の話です。



大企業と小企業の株式を両方持っている場合は、大企業の株を持っているほうが小企業の株を持っているよりもリスクが少ないのですが、労働者としてみれば一緒です。



ここがなんでこうも勘違いされているのか分からないのですが、大企業の方がリスクが少ないのは株や投資の世界の中だけの話ですよ。



会社がつぶれることと働けることは別ですので、そこ勘違いしないように。



「自分が働けなくなっても、会社が存続してくれれば良いんだ!」



っていう愛社精神で潰れるリスクの心配をしているわけではないでしょ・・・?



あと、僕はもともと生涯雇用される気がないので、長い時間かけてじわじわと待遇が良くなるよりは、最初にどんと良い待遇になって、一気に基盤作ってのんびりしたいと思っています。



こういう僕の性格からすると、大企業よりも小企業のほうが有利だったんだと思います。



Eブランドに興味が無いから



Aさん「あの人、OOで働いてるらしいよ!」
Bさん「え、あの企業って平均年収1000万のあの企業!?」
Cさん「ねぇ、ライン交換しましょうよ!てへぺろ」


って言われてもうれしくないし、その当時僕には彼女(今の嫁)がいたので、特にモテるために社名ブランドが必要なわけでも無かったので、誰も知らない会社でも別に良いかなぁと思いましたね。
※ちなみに僕の嫁は元々有名な大企業のOLです。大企業のOLも色々大変らしいですよ。今は主婦ですけどね。


お金がすべてでは無いですが、給与面で見ると大企業って言っても、時給換算すれば1000円そこらです。



時給1000円か、

プレミアム時給1000円か




僕にとってはどっちも時給1000円ですので、あまり魅力を感じなかったです。



F従業員が少ないので、ほぼすべての仕事を自分で出来るから




少人数の会社って、部署が少ないので結構自分の専門外の仕事もしなきゃいけないんですけど、そういう仕事すると一連の流れをすべて経験出来るので、良い勉強になります。



人数多すぎて部署が分かれていると

Aさんは丸書いて
Bさんは三日月を書いて
Cさんは小さな丸を二つ書いて
Dさんはもっと小さな丸を1個書いて
Eさんは1本棒を書いて
Fさんは髭を書いて
Gさんは口を書いて・・・・・・



こういう感じだと、Aさんは丸を書くプロになれるかもしれませんが、自分がドラえもんの輪郭を描いているって実は分かってなかったりします。



A〜Gの工程すべて一人でやるのって最初は大変ですが、徐々にドラえもんを描いているって理解出来てきますし、違う工程の描きかたも分かってきます。



小さい企業では、こういう流れをすべて経験出来るのも魅力の一つですよ。



とりあえず、こんな感じで僕は今みたいな小さい会社を選びました。



なんとなく大学の就活見てると




大企業に行ったあいつはすごい


あいつは就職すべて落ちて、最終的に小さい会社に就職した



前者は成功者で後者は失敗みたいな空気感がありますが、僕個人としては決してそうでは無いと思いますし、必ずしも名前の通ったところに行けば道が開かれるわけではないと思います。



せっかく進路を決めるわけですので、周りの目や評価はあまり気にせず



「自分に合っているか?」



という視点で就活を考えてみると良いと思います。



あくまで、「合っているかどうか」です。



僕が小さい企業に入ってある程度ストレス無く快適に生活してるから、小さい企業に入るのが正解というわけでは無いので、そこは勘違いしないでくださいね。



それでは!




この記事の関連記事はこちらにリンクを貼っておきます。


■ 就職活動や進路選択に”失敗”があるとしたら・・・


■ 建築学生の、リアルなその後


■ 私生活や金銭事情について質問が来たので、私生活や金銭事情を書いてみた。



■ 大学生の就活お役立ち情報!?








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2016年06月22日

就職活動の記事に質問が来たので、返信したら長くなったので記事にしました

こんにちは、



今回は、就職活動についての記事で質問をもらったので、返信をしようと思ったんですが、いつものようにとっても長くなりそうでしたので、記事にしました。



本文はこちら
「大学生の就活お役立ち情報!?」




まず、質問の内容です。




“こんにちは。
いつも記事を楽しく拝見させて頂いております。
現在東京大学建築学科3年に所属しているものです。
現在就活中です。しかし必要ならば院に行くことも考えています。


まず、就職に関して、建築学科に入っときながら、
1自由な時間がもてるホワイトな企業に行きたいという思いが強くなりました。

そして
2福利厚生がきちんとしているところがいい、と。

あとは
3今後なるべくぶっつぶれなさそうな業界若しくはそういう方針をもつ会社がいい、と。


正直1と2を満たす建築学科からの選択肢って一部の不動産くらいなんでしょうか?
(データを集めたいのですが、いまいち集められず意見を聞かせて頂きたいです。)


自分が見た範囲ではなさそうなので、今現在は別の業界に行ってみようかと思っております。
好みとしては、何かしらの開発分野(研究ではなく)に行ってみたいなと思っています。
そしてそのために院進が必要なら、その選択肢もやむを得ないと思っています。しかし学部卒でいけるのに院に進むというのはしたくありません。

実際に、建築学部卒で別の業界の開発に行った例など、ご存知でしょうか?

というよりも、そういった企業側がもとめる力というのはなんなのでしょう。

例えば知識に関しては、さすがに材料力学を少しかじっている程度だとまずいか、とか、しかしそこはOJTでやるのかもしれない、とか

むしろ、よくいうところのPDCAで物事を進められる力や、論理をたてられる力が必要とされるのだろうか、とか

もしよければ、ご意見お聞かせ下さい。よろしくお願い致します。“




ここまでが質問です。



今回はご丁寧に、項目ごとに質問を分けていただいておりますので、1文章ごとに質問に答えていこうと思います。
※本文中の質問部分は、太文字に変えておきます。




それでは早速・・・。まず、



“こんにちは。
いつも記事を楽しく拝見させて頂いております。
現在東京大学建築学科3年に所属しているものです。
現在就活中です。しかし必要ならば院に行くことも考えています。


まず、就職に関して、建築学科に入っときながら、
1自由な時間がもてるホワイトな企業に行きたいという思いが強くなりました。“





この質問(意見?)に対して




大前提として、会社に入るっていうのは、会社から給料をもらうわけですから、基本的に自由なんて無いですよ。




会社としては、会社が求めている結果を出してもらう前提で給料を払うわけで、結果が出なければ給料を払わないのがあるべき姿だと僕は思います。




そして、会社が求めている結果を出すのに、自分の時間をフルに使わなければいけないとしたら、その会社に属している以上、自分の時間をフルに使って結果を出さなきゃいけないですから、必然的に自由な時間なんて無くなります。




最近はなんだかよくわからない、ブラック企業に対する敵対心みたいなものが多くて、(確かに一部そういう悪徳な企業もあるかもしれませんが)、こんだけ働いてるのに給料もらえないとか、勤務時間が長すぎるみたいな意見をよく聞きます。




しかし、僕個人としては給料は結果に対してもらうものっていうのは、どこの世界でも自然な発想だと思います。




で、その前提でいくと、自由な時間が持てる企業というのは二つあります。




一つは、完全に自分の私生活(好きなこと)とリンクしているような事業展開をしている会社です。
例えば、自分が木工が好きで、プライベートな時間・お金は、すべて木工に使っているという場合は、木工場に行けばほぼ自由な時間です。




もう一つは、会社が社員に「業務時間」を求めていない場合です。
おそらく、僕の今の仕事がこれだと思います。




僕たちは結果(売り上げ)を出せば給料がもらえるという仕組みの会社です。
簡単に言うと、個人で売り上げを出して、その数%を給料としてもらうという仕組みの会社です。




つまり、売り上げを上げれば、給料がもらえる反面、売り上げが無ければ給料がもらえません。僕の仕事の説明をすると、いつも




「売り上げを上げれば上げるだけ給料がもらえる会社」



という風に解釈されるのですが、どちらかと言えば



「売り上げが無ければ給料がもらえない会社」




という表現の方が正しいと思います。それくらいシビアな世界です笑。




で、僕は売り上げを上げるのに、極力時間を使わない仕組みをある程度作っているので、ほとんど自由時間みたいなスタイルなんだと思います。
※仕事が嫌いだから時短しているわけでは無く、仕事は好きだけど、色々やりたいからそうしてるだけですよ。




僕がこのスタイルを選んでいるのには、好き放題したいという理由もありますが、結果があって初めて給料が出るというシビアな世界で経験を積めば、自分で会社作るときに役に立つと考えているのと、今の世の中はなんとなく、何もしなくても(存在価値が無くても)給料がもらえる仕組みで何とか成立している部分がありますが、今後そんな甘い世の中では無くなるという実感があるからです。




この辺をご自分で天秤にかけて、自分に合っている方を選べば良いと思いますよ。




あと、仕事をするうえで、上司や会社から激しく拘束されて自由な時間が無くなる最大の理由は、信用が無いからです。




人からの信用があればかなりの時間とストレスが省けると思っています。
業務報告も、信用があればする必要がありません。過程がしっかりしているから結果が出るという前提であれば、結果が出ていれば普段の業務をしっかりやっていることになりますので、それをわざわざ報告する必要はありませんし、会社もそれを求めていませんので。




あと、お客さんに物を売るときもそうです。




僕とお客さんの間には、ある程度信頼関係がありますので、「僕が変なものを営利目的で売りつけてくることは無いだろう」と、僕が勧めるものを大体買ってくれます。




だから、僕がわざわざ資料作ったり、プレゼンしたりしなくても、何千万、何億の物を買ってくれるわけです。




これらは、すべて信頼がなせるものです。人との関わりって大切ですよ。



“そして
2福利厚生がきちんとしているところがいい、と。“





それはなぜですか?
それを自分の中ではっきりさせてみて下さい。




なんとなく、「給料が良い」、「安定している」、「福利厚生がしっかりしている」という三種の神器が揃えば良い環境だみたいな幻想が大学にはびこっていますが。




ちょっと算数をしてみましょう。




例えば、給料が良くて、家賃補助が出て、年何回か有給があって、医療費の補助なども手厚い会社があったとします。




東大卒でそこそこの条件の勤務先で、初任給25万円×12か月
ボーナス50万×年2回
家賃10万のところに住んでいるとして、家賃補助が50%(月5万)
その他いろいろと手厚く補助してくれるとして、年50万の補助




さて、全部足すと、会社から受ける恩恵は年間510万円です。




僕の場合、福利厚生は特にありませんが、普通にしてればこの倍くらいの所得はありますし、自分で株・証券・不動産・保険等に余ったお金を積み立てていますので、福利厚生が無くても、この試算よりもしっかりとした待遇を受けていると思います。




「福利厚生」なんて聞くと、なんとなく素晴らしく聞こえますが、実際は良くて年間100万か200万くらいの恩恵で、そんなのは自力で稼いだほうが早いと思います。(個人的には・・・)




生涯賃金も、今は普通に試算出来ますから、年金が手厚いとか、退職金が良いとか、そんなのも冷静に算数で考えれば大したこと無いですよ。




年収400万円で年間100万円の福利厚生を受けるか

年収1000万円で福利厚生無しか。





その辺も、一度落ち着いて整理してみて下さい。
(どっちが良いか?では無く、どっちが自分に合ってるか?の話ですよ。)




就活中って色んな人たちの感覚がマヒってるのか知らないですけど、冷静に考えればしょうもないことを平気で見逃してしまいます。



せっかく東大に入ったんですから。
たかだか1年そこらの就活ごとき、失敗しても次の人生なんて山ほどありますよ。



”あとは
3今後なるべくぶっつぶれなさそうな業界若しくはそういう方針をもつ会社がいい、と。”





これに関しては、「潰れるリスクの無い会社なんて無い」っていう前提で考えた方がいいと思いますよ。



それか、絶対に潰さないように自分が役員になって頭を使って考えるか。



潰れない会社と思って活動して、ある日突然潰れた時、ほとんどの人が「俺の将来どうしてくれるんだ!?」「給料払え!」「家族がいるんだぞ!」みたく、会社の責任にするのですが、そんなことを言ってる暇があれば、完全に自分の責任と割り切って、違う生き方を探した方が早いです。




潰れるリスクを回避するのではなく、潰れた時にすっと移動できる準備をしておきましょう。




”正直1と2を満たす建築学科からの選択肢って一部の不動産くらいなんでしょうか?
(データを集めたいのですが、いまいち集められず意見を聞かせて頂きたいです。)”





不動産業は建築業界の中でもトップクラスのブラック企業だと思いますよ。笑
ネットで検索してみて下さい。




今の僕のいる会社が、僕にとってホワイトなだけです。勤務態度自由。
法を犯さない、人に迷惑をかけない、クリーンな方法で売り上げを上げて、お客さんに満足してもらえれば給料がもらえる。っていう条件に、たまたま僕が合っているだけです。




もし売り上げが上がらなければ、給料はもらえない、赤字社員なので、勤務体制も制限される(会社にとって負債になるわけですから、何とか利益にしようと考えるか、首を切って負債をなくそうと考えるのが、経営者にとっては当たり前ですから)、お客さんには満足してもらえない、人に迷惑をかける。




ってなります。これを聞いたらブラック企業でしょ?




ブラック企業はブラック企業っていう存在があるわけではなく、ブラックな面とホワイトな面両方を持っていて、個人がどう感じているかというだけだと思いますよ。



さて、次



”自分が見た範囲ではなさそうなので、今現在は別の業界に行ってみようかと思っております。
好みとしては、何かしらの開発分野(研究ではなく)に行ってみたいなと思っています。
そしてそのために院進が必要なら、その選択肢もやむを得ないと思っています。しかし学部卒でいけるのに院に進むというのはしたくありません。”





う〜ん、学卒も院卒も一緒だと思いますよ。



会社にとって利益になれば会社は採用しますし、そうでなければ採用しないと思うので。
ただ、大きな会社ほど沢山の募集が来ますから、なかなか全員に会っている暇が無いから、大卒とか院卒とかふるい分けをしているだけだと思います。



ちなみに、これもどっかで書いたような気がしますが、僕の場合は、新卒採用をしていなくて、経験者限定で中途採用をしている会社に直で連絡して面接してもらいました。



経営者もアホではないので、お金になりそうなものを見つけたら採用しますし、僕の考えでは、「未経験だから」「若いから」っていう理由で面接すらしないような会社だったとしたら、近いうちに潰れるので行く必要も無いと思っていました。



現に、今の会社が僕を採用していなかったら、3年間で10億くらい機会損失しているわけです。



これは結果論ですが、僕は面接の時点で「僕を落とすと損するよ」っていうアピールしてますからね。当時僕は23歳くらいでしたので、その発言を信用した経営者がすごいなぁと思いますが・・・。



大手でルールがガチガチってなると、直接交渉は難しいかもしれませんが、合同説明会やネットリサーチがすべてでは無いので、直接会社に電話してみるなり、アプローチしてみるなり、いろいろやってみると良いと思いますよ。



合説行っても、会社の面接行っても、末端社員の話しか聞けないじゃないですか。中小企業でも、個人経営でも良いんですけど、やっぱり経営者の話を聞いた方が面白いしためになりますよ。



”実際に、建築学部卒で別の業界の開発に行った例など、ご存知でしょうか?”



僕は知らないですね。
もともとあまり建築学科に友達がいないので・・・笑



ただ、同級生が、土木の専攻を中退して、大学の経営学部に入り直して、アメリカに行って、今はアップルに居ます。




確か開発系でしたよ。




彼はアメリカの個人がやっている小さいIT企業から、徐々に大きな会社に転職しているので、新卒で入ったわけでは無いです。



新卒でGoogleを受けて、受かったけど部署が気に入らないから交渉したけど部署が変わらなかったから内定辞退。


アメリカの大学で、個人でやってるIT系の事務所の社長のセミナーに参加して、終わってから声をかけ、仲良くなってその事務所の手伝いを始める。


その後、その事務所で経験を積み、イギリス(だったと思う)の大企業のプロジェクトに参加する。


そこから転職してアップルへ。




っていう感じだったと思います。



とりあえず、行動さえすればどうにでもなりますよ。今焦って、大学が提供している枠の中で進路を決めることではないと思います。



スケールは彼ほど大きくないですが、僕もどちらかというと行動だけで今の状態になってるので。
周りがどれだけ焦って就活していても、自分の考えとビジョンをしっかりと持った方が後悔しないですよ。



”というよりも、そういった企業側がもとめる力というのはなんなのでしょう。

例えば知識に関しては、さすがに材料力学を少しかじっている程度だとまずいか、とか、しかしそこはOJTでやるのかもしれない、とか

むしろ、よくいうところのPDCAで物事を進められる力や、論理をたてられる力が必要とされるのだろうか、とか

もしよければ、ご意見お聞かせ下さい。よろしくお願い致します。”





どうですかね〜経営者に聞いてみるのが一番早いと思うのですが・・・




僕の想像で良ければ・・・。




一般的に広く行われている就活の場合は、「新しい発想、斬新な未来像を持った人材」というよりは「金太郎アメみたいな誰にでもなんにでもなれる人材」を求めているのではないでしょうかね?
※会社をの未来を託されるような超エリートは除く



僕も自分がもし人を雇うとしたら、単純作業をやってくれる金太郎アメみたいな人の方が良いですね。クリエイティブなことは自分で考えますし、自分以外の意見が欲しければ、友達や先輩・後輩に優秀な人沢山いますので、そっちに聞くか、その辺の人の世間話を盗み聞きします。



正直、知識があろうがなかろうが仕事するうえではあまり関係が無いですね。もちろん、あった方がいいとは思いますが・・・



ただ、色んな会社の人とか友達とか見てて思うのは、人に好かれたり、助けてもらえる人材が最終的には活躍していると思いますよ。
これね、ほんとに重要ですよ。これだけで生きれますからね。



ということで、僕の質問に対する回答はこんな感じです。



最近は毎回、なんとなく、論理的というよりは、精神論みたいな抽象的な内容になってしまいます。具体例や実際の行動、テクニックばかりを書くと、どうしてもそこに引っ張られた発想でしか行動出来なくなってしまうので、こっちのほうが僕はしっくりきます。



せっかく質問いただいてるのに、ふわふわした答えが多くなりましたが、頭が良かったり、頭が使える人ほど、要らないことを沢山考えてしまうように思います。実際、僕も今から考えればいらなかったことに悩んだり、要らないことを考えたりしてたと思いますので。



ただ、実際やってみると意外と単純で、最低限の知識さえあれば、あとは案外誰かが助けてくれたり、エイヤーで何とかなったりするものです。



頭で考えすぎず、色々と行動して、最終的には行動をは理屈で理解できるように意識してみて下さい。



※質問中の用語を解説しておきます。

OJT ・・・ On-the-Job Trainingの略。実践の現場で仕事して、色々と経験しながら勉強しながら精進していこうぜ!ってこと。

PDCA ・・・  Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の略。計画したらやってみて、やってみたら結果を見て、その結果をもとに改善しながらよりよくしていこうぜ!ってこと。


posted by makku at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 就職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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