建築学科攻略サイト

凡人が建築学科をスムーズにクリアしようと試みるために作ったサイトです。「攻略したぞ!」という過去形ではなく、「攻略できるかな?」というニュアンスです。
正確には、建築学科(を)攻略(したい人の)サイトです。
自分が建築学科出身で、今いろいろと仕事をしている中で、実際の現場を見て思ったこと、感じたことなどを、建築学生時代の経験に絡めて書いております。
よろしくお願いいたします。
 

2017年02月15日

原始時代のエリートと、現代の凡人

こんにちは




2017年になって、もう2か月経ちましたね。卒業設計とかやっていた学生からしたら、ほんとにあっという間の2か月で、



「あ〜卒業設計終わった〜」



と、安心している頃では無いでしょうか。



僕は昨日、珍しく体調を崩してしまって、すごく久しぶりに病院に行きました。。。
ただ、病院に行ったその日には回復して、今はぴんぴんしています。



ぴんぴんしているにも関わらず、医者から1週間自宅で安静にしろと言われてしまい、会社にも1週間出社停止にされて、暇で暇でとても困っています。。。笑



僕は会社の仕事をしている時でも常時暇(そもそも、普段からあまり会社に居ないんですけどね。)で、常に何かやっていないと気が済まないのですが、そこからさらに1週間強制的に自宅待機となると、もう困ってしまうくらい暇なのです。



ということで、ブログの更新でもしようかなぁ・・・



と思って、前々から書こうと思ってた記事を書くことにしました。



さて、タイトルにも書いている通り、今回の記事は原始時代のエリートと、現代の凡人という2種類の人間について書いている記事なのですが、卒業設計直後というタイミングですので、卒業設計を一生懸命頑張った学生からしたら、ちょっと嫌な内容になるかもしれません。



どうしても、「原始時代のエリート」と「現代の凡人」で、どちらが偉いみたいな比較としてとらえられてしまうような気がするのですが、どちらが「正義」「悪」の話ではありませんので、そこをしっかりと理解して読んで下さい。



ちなみに、僕が目指しているところは、この記事でいう「現代の凡人」です。



今回は2種類しか書いていないのですが、実際は「現代のエリート」もいます。ただ、僕にはそこまでの才能が無いと思っているので、とりあえずは現代の凡人になってから身の振り方を考えようと思っています。



今、僕は27歳です。



この年になると、”僕も丸くなったなぁ笑”と思っているのですが、僕が学生の頃(20代前半)は大学の教授とか見て、「こいつ馬鹿だなぁ」とか、「なんでこんな頭の悪い人が人に物を教えているんだろう」とか、結構本気で思っていました。



けど、今から考えると当時の僕の方がアホで、やっぱり大学の教授になる人間というのは、しっかりと勉強してきている人だと思います。



じゃあ、当時の僕がなぜそういう風に考えていたのかというと、時代の問題なのだと思います。



「電卓を持っている僕に対して、電卓の作り方を教えてくれる教授」みたいな構図です。電卓の作り方は知らないけど、もう電卓そのものを僕が持ってるから、今更作り方なんて知らなくて良いじゃん・・・。みたいな。



今は、コンピューターやスマホ等の電子機器のネイティブと、そうでない人が共存している時代です。コンピューターが無かった時代、非常に難しかったシミュレーションや計算が、コンピューターを使えば一発で出来ます。



たまにブログやTwitterで書くのですが、大学で出題される程度の課題であれば、ほとんどの計算はエクセルのプログラムで解けます。解くだけでは無く、レポートも作成できます。



非常に簡単です。



■ 計算シートを1枚作製し、そこに計算式を入力する。

■ 2枚目に「&」と「“”」(もしくは=CONCATENATE(,))を使った文章を入力すれば、1枚目で作った計算式が順を追って説明されるレポートになります。

■ あとは、そこに課題の数値を当てはめるだけで、自動的に計算され、レポートが作成されます。



はい、これだけで、課題が出された瞬間、数値を入力するだけで自動計算されて、さらに文章付のレポートが完成します。
他の関数を組み合わせて使えば、もっと巧妙に、入力する人によって違うレポートが作成されます。



けど、こういう方法って今の大学だとグレーなんじゃないですか?



僕はバレなかったので大丈夫でしたが、バレると単位が無いとか、減点されると思います。



けど、僕からしたら電卓が100円で買える時代に、4桁×4桁の掛け算を手計算でやったやつが評価される教育機関に思えて、それは昔なら価値があったかもしれないけど、今、電卓を持った小学生と、計算の知識を持っている平凡な大学生がする手計算、どちらが早くて正確かというと、電卓を持っている小学生じゃないですか。



計算の基本的なロジックを学ぶことは大切ですが、大学生になった段階で、それは達成されているでしょ。



にもかかわらず、こういう教育を続けていき、結果「原始時代のエリート」が誕生するのだと思います。



原始時代のエリートは、頭は良いんです。



手計算も出来る。文章も読める。難しい微分積分も、手計算で出来る。有限要素法とか、繰り返しが必要で複雑な計算も手計算で出来る。



けど、そんなのは今、小学生がコンピューターを使えば1発で解ける時代なのです。小学生と大学生の知識量を比べると、おそらく大学生の方が多いと思うのですが、それに関係なく、ある程度必要なことは出来てしまう世の中なのです。



簡単に言うと



「電卓が100円で買えるのが当たり前」っていう人と

「電卓が40万くらいする高価なもので、買うよりも手計算をした方が得だと思う」っていう人と

「そもそも、電卓が存在していることを知らない」っていう人



が共存している世の中で、



高等教育機関の教育者に「そもそも、電卓が存在していることを知らない(知らないふりをしている)」人が多く、こういう教育者が、本来ならば「電卓が100円で買えるのが当たり前」と知っている学生と一緒に「電卓が40万くらいする高価なもので、買うよりも手計算をした方が得だと思う」(もしくは、100円で出来る電卓を作ろう!)を目指している状況なんだと思います。



いや、お前が目指さなくても、もうこの世にあるよ・・・・



と。



大金をはたいて大学に行くわけですから、なんとなくすごい勉強をしていると思いたくなる気持ちも分からんでも無いですが、決してそんなことは無いと思います。

※僕は、通常の進化の過程では、「原始時代のエリート→現代の凡人」になると思っていたんですけど、今はほんとに「原始時代の凡人→原始時代のエリート→原始時代の超エリート」といったガラパゴス状態になっていると思います。



これって大学に限らず、義務教育の段階から根強い思想なんじゃないですかね。



義務教育で習う面積の計算とか、簡単な計算なら手計算(暗算)の方が早いのですが、複雑になると積分したほうが早いんですけど、こういうことすると



「積分は高校で習う範囲だから、まだ使っちゃダメ!」



ってなると思います。



けど、今はネットで積分の方法なんて簡単に勉強できますし、関数電卓を使えば積分も計算機で計算できますから、小学生でも出来るじゃないですか。そこを「なぜ制限する必要があるの?」と思います。
※現に、僕は中学の時に宿題の答えを全てパソコンで調べて途中計算を書かずに提出して0点になったことがあります。答えは合っていたので、目的は達成されたはずなんですが、0点っていう意味不明な結果でした。



こういうことをしているから、原始時代のエリートが誕生して、農耕や畜産で効率よく食料を確保できる時代に、「大学を出て、マンモスを一撃で仕留められる槍を開発したよ!さあ、マンモスを狩りに行こう!」ってなって、自分の周りの世界が生きにくい世の中になるんだと思います。



大卒の離職率も高いですし、給料も安いのは、農耕や畜産をしている会社に



「竹やりを作るエリート」



が入ってきたっていう状況なんだと思いますよ。



確かに、頭は良い。すごい竹やりは作れそうだ。けど、時代に合っていない。それなら、極端な話、時代に合っている凡人の方が使えるじゃないか。ってなるのは、当たり前の話だと思います。



自分では「やってる!やってる!」って思っていても、実はなんの価値も無かったりします。



宿題なんてやって当たり前、課題も期限内で提出して当たり前、テストなんて良い点とって当たり前。だってこれらは過去に攻略された前例があって、クリエイティビティを求められる分野では無いから。



けど、いつの間にか



課題出来るやつすげぇ!

テストで良い点取るやつすげぇ!




みたいな評価基準になってきて・・・。こんな「出来て当たり前のことを評価しろ!」ってテンションで行くと、仕事して人から金もらうなんて出来ないと思いますよ・・・笑



まだ学生という人も多いので、仕事について簡単な例で書きますが、



仕事するうえで、自分が他人に何か良いことをしても、得られるリターンは、自分がやったことのせいぜい2倍くらい(良くて)です。



けど、自分が他人に何か不都合なことをした時は、相手から自分がしたことの10倍くらいダメージを受けます。人は都合の良いことよりも都合の悪いことに敏感ですから。



だから、「人に良いことをしよう!」の前に、まずは「人に不都合なことをしない」というロスカット能力を身に着けないと仕事で結果が出にくいと思います。



納期を守る、約束を守る、振られた仕事は完璧にこなすといった、リスクヘッジの能力が身について、初めて自分が人に何かいいことをした時の純粋なリターンが得られます。



「納期を守る、約束を守る、振られた仕事は完璧にこなす」といったことは、「他人に提供する価値」では無くて、今の時代においては、最低限のリスクヘッジです。



けど、原始的な教育を受けた多くの人にとって、これが「他人に提供する価値」っていう意識になっているため、結果10倍のダメージを受けるか、10倍のダメージを回避して±0になるかのどちらかになって、リターンが無いのです。



今、与えられた仕事をこなすことだけで「評価してくれ!」「褒めてくれ!」みたいな意識が横行していますが、こんなのは一昔前の話だと思います。



2年ほど前に、ブラック企業について記事を書いたことがあるのですが、社員が「自分は評価されていない!」と思う気持ちと、それに報酬を支払わない企業の思惑の間には、こういう「時代のギャップ」があるのかと思います。
参考記事:ブラック企業って?



けど、今の日本のシステムとしては、どうしても「中途半端な原始人を保護しないといけない」というシステムである程度固定されているため、次の世代に合わせたシステム作りに移行する前に、



「評価されないから労働基準監督署に駆け込んでやる!」

「駆け込まれたら全く時代に合っていない改革を求められるから、保護しなきゃ」



みたいな、なんの意味も無いいたちごっこで、ぐるぐるぐるぐる同じ場所を回っているんだと思います。



今の就活生はこういうよくわからないことを気にしながら就活をしていますが、



「この会社の福利厚生は?」

「この会社は安定しているのか?」

「この会社はブラックでは無いのか?」



こんなことをしていても何の意味も無いので、さっさと新しい思考回路(というか、極めて現代的な思考回路)を持って、それに合った場所を探したほうが就活としては成功するのではないでしょうか?



就活の自己アピールで



「御社の未来の発展云々・・・」



と語っている就活生は沢山いると思いますが、僕としては「先見性が無いやつに未来を語られてもなぁ・・・」と思ってしまいます。経営者とかならもっと敏感に気づくんじゃないですか?



当たり前に進んでいく世の中で、外でご飯食えないから、大学にしがみついて飯を食っている人(一部ちゃんとしてる人もいますからね)から、原始時代の最先端を学び、原始時代のエリートとなって現代の社会不適合者になるために、奨学金を借りるというのは非常に勿体ない話だと思います。



時代が進むスピードって思っているより早いと思いますので、目指すなら現代の凡人か、我こそは天才だという人は、現代のエリートを目指すのが良いんじゃないでしょうか。(今の時代に快適に生きようと思うなら)



びっくりするくらい当たり前の現実から目を背けている人が多いし、僕が学生の頃も多かったので、今回はこういう記事を書いてみました。



それでは!!








※追記というか、最近やってみたこと

今は卒業設計シーズンなので、卒業設計関連のツイートとかよく見かけます。



「めっちゃ大変だった!」

「すごく時間かかって、手伝いにも迷惑かけた!」




これは、僕が学生だった4年ほど前からず〜〜〜〜〜〜〜っと変わっていない!
僕の周りもみんな言っていました。



けど、僕が学生の頃ですら、もう手伝いは不要だったと思います。それは僕に能力があるわけでは無くて、そういう時代だから。



図面のほとんどはコピペで描けますし、簡単で単純な模型のパーツならクラフトロボで作れます。



「時間をかけて、思いを込めてクリエイティブなものを作るんだ!効率が全てという考え方はクリエイティビティを失う!」



みたいな風潮があるので、こういうこと書くとどうしても批判されますが、



じゃあ、



クリエイティブな部分も手伝いの後輩に任せているの?



と思います。



クリエイティブな部分を最大限に引き出したいのなら、普通任せるのって、模型製作とかパーツ制作の単純労働だけでしょ?



それはもう



「手伝いの人間にさせなくても、機械とコンピューターで出来るよ」



と、僕は言っています。



それも、「卒業単位を取るために完成させるだけ」では無く、全国クラスのコンペで賞を取れるくらいの作品が普通に作れるんです。

※「創作は、評価されることがすべてでは無い!」っていうなら、多分それは評価されたことのないやつの言い訳ですから、もう勝手に好きなようにやってガラパゴス化してください。



卒業設計に限らず、コンペも同じです。



僕は作品を作るのにほとんど時間がかからないんですけど、それはコンピューターがやっている部分が多いからです。



もちろん、沢山出している分、経験があるから早いというのもありますが、自分がやらなくていい部分を機械がやっているだけですから。



現に、僕はほぼコピペだけで作った図面で賞を取ったことがありますし。



他にも、最近面白いことがあって、これ、僕が今度やる「贅沢なオープンデスク」っていう企画に参加する人だけに公開しているTwitterの別アカウント(鍵付き)でちょっと前に書いたんですけど、



「コンペのタイトルをコンピューターに作ってもらう」



っていうのをやってみたんですよ。



コンペの課題文と、過去の受賞作品データをコンピューターに蓄積して、解析して、最適なタイトルを自動で作るっていうものなんですけど、意外と面白いタイトルになったんです。

Untitled-2.jpg

画像載せておきます。
※ちなみに、僕自身は課題文等を一切読んでいません。全てコピペでコンピューターに入力しています。今回は暇つぶしでやってみたので「選抜した単語を、最低限意味の通るように羅列」っていう、最後かなり粗い方法でタイトルにしたので若干嫌な感じがしますが、精度を上げればもう少しすっきりとしたタイトルに出来ると思います。



これ、2月6日にツイートした内容なんですが、偶然にも2月14日に、このコンペの審査員長の方が「屋台に注目しています」みたいな記事が出ていて。

jju.jpg

引用元URL: http://toyokeizai.net/articles/-/158062



多分、コピペで蓄積した文章の中で「屋台」っていうワードが重要だと認識されたんだと思います。とりあえず、今のコンピューターってすごいなぁと思いました。笑



すごく難しいことしていると思うかもしれませんけど、これも特に難しい話では無くて、今のコンペの作品も課題文も全てネットで公開されていますから、文章データは全部コピーで抜き出せるでしょ?



で、簡単な文章解析のプログラムなんてネットに沢山転がっているので、それらを組み合わせれば簡単に出来ます。
※ガチのプログラマーが本気でやれば、もっといいのがすぐ出来ると思いますよ。金にならないのでやらないと思いますけど。



自分でプログラムを組まなくてもいいんですし、今の最新の家庭用コンピューターの性能って昔のスパコンより性能が良いですから。



これは、グラフィックに関しても同じことが出来ると思います。過去の受賞作品の画像データってほぼネットに掲載されてますし、アイデアコンペでは図面の精度やグラフィックの正確さは求められないので。



で、これをやってみて思ったのが



「コンピューターを使って自動で作った作品が、コンペで賞を取れるんじゃね?」



ということです。



特に、アイデアコンペならほぼ間違いなく取れると思います。

※100発100中という意味では無く、コンピューターで自動生成した作品を大量のコンペに出せば必ず1個は受賞すると思います。
あと、「過去の結果から解析して導き出せば、似たようなアイデアが出来るのでは?それってパクリになるのでは?」とか思っちゃった人は、設計図や建築物が著作権を争った裁判の過去の判例を見てちゃんと勉強してくださいね。笑



僕は昔から、コンペで賞を取ることに、金銭以外の価値は無いっていう考え方ですし、ブログの記事やTwitterでも過去に何度も書いていますが、今回やってみて余計そう思いました。



っていうのが、今のコンペってクリエイティビティを競うものでは無く、課題に対して最適な解を導き出した人が勝つシステムじゃないですか。



じゃあコンピューターでやった方が早いのです。なので、僕は今年以降アイデアコンペはもう出さないと思います。



僕がやる必要が無いし、学生のころ、過去作品を大量にトレースして、分析してコンペで賞を取ったときからなんとなく気配は感じていたけど、今回で「従来の評価システムで開催されるアイデアコンペの未来が詰んでいる」ことが分かったから。



学生の時はお金稼ぎで沢山やっていたけど、今はそこそこお金あるから、コンペの賞金も今の僕にとって大して重要ではないし、表彰状とかほとんど要らないから捨ててるし。「まぁ、面倒くさいし面白くないからやらない(´・ω・`)」っていう感じです。
注:僕がやらないってだけで、「やるな」って書いてるわけでは無いですからね。



とりあえず、明確に攻略方法が出てきたとき、その物事の未来に価値がなくなる可能性が高いですので、そこを注意して世の中を見てみると面白いと思いますよ!



それでは!



※絶望的な内容かもしれませんが、「何かの価値がなくなれば、必ず新しい何かが生まれます」ので、そこを探せば良いと思いますよ。ただ、やたらと今のシステムにこだわって、わざわざ未来が詰んでいる物事に多くのリソースを割く必要は無いと思います。




posted by makku at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月24日

質問力がもたらす効果

こんにちは。



2017年から、この建築学科攻略サイトに



「辛口エッセイ」



という短めの記事のカテゴリを作ろうと思います。



いざ記事を書こうと思うと大がかりで、文章も長くなるし時間もかかるから記事にするようなことでも無いけど、Twitterで140文字にまとめてツイートするには長いし、140文字にして書くと異常にとげとげしい文章になるような内容が結構あって、結局没にしたテーマみたいなのがいくつかあるんですけど、せっかくなので「辛口前提」で、短い記事にしておこうと思って2017年から始めます。



ちなみに、この「辛口エッセイ」は、僕が普段仕事や人間関係を営む上で、自分で気を付けていること、自分に課してることも含めて書いているので、厳しめというか、スパルタな内容の記事です。



だから読み進めると僕がすごく気難しくて怖い人に思えてくるかもしれませんが、そんなことは一切無いので。笑



あくまで、僕の厳しい1面を前面に押し出して書いた記事として読んで下さい。

※個人的にはこういう記事の方が内容は良いと思ってるんですけどね・・・。



それでは早速〜〜〜!



今回は質問力について。



学生の内はどっちでも良いんですけど、働き始めると「質問の仕方がうまい」だけで爆裂的なスピードで学習できるようになります。



学生時代に関わる身近な社会人と言えば、OBの先輩や親族を除いて、ほとんどが先生だと思います。



先生って、人に物を教えることを商売としているわけで、先生が学生の質問に適切に答えないというのは、教育者として失格ですから、どんな馬鹿げた質問が来ても、ちゃんと考えて的確に答えなければいけないのです。



ですが、この構図って学生時代だけの話で、社会人になると状況が一変します。



勿論、指導員がきれいにお尻を拭いてくれ、ご飯のしたくもしてくれる研修期間中は、指導員の先輩方があれこれ丁寧に教えてくれると思うのですが、研修期間が終わり、ビジネスのフィールドに放り出されたときは、周りが全員商売敵、組織的な会社員の場合は、出世争いの相手になってしまうわけです。



そうなったとき、誰かに何かを教えてもらうということが、学生時代と比べて格段に難しくなります。



まぁ、普通に考えて当たり前ですよね。



自分の周りに居る人たちは、常に自分の顔色をうかがいながら、



「良い子良い子、なにか分からないことはありまちゅか?」



と、優しく聞いてくれる、自分の親でも先生でも無く、市場から限りある“仕事”や“お金”を奪い合っている相手なのです。



分からなかったら優しくなんでも答えてくれるのは学生時代まで。



分からないことがあったら自分で考えろ。考えるのが嫌ならとっとと仕事辞めろってのがビジネスの世界です。



つまり、こういう環境で、人に質問をして、相手が丁寧に答えてくれたときというのは、奇跡に近いくらい有難いことなのです。



人に質問するということは、相手(答える側)の大切な時間を奪うっていうことですから、



「答えてもらえるととてもありがたい」



っていう意識で丁寧に聞くのがごくごく一般的な礼儀だと思います。



そのうえで、



「自分が質問したい内容が、相手に適切に伝わるのかどうか?」



「相手がスムーズに質問を理解できるかどうか?」




と、自分が質問しようとしている内容をよくよく考え、最大限に相手のことを考えて、内容を整理して聞くのが、聞き手が最低限やらなければいけないことだと思います。



たまに



「会社の上司が何も教えてくれない。何も教えてくれないくせに、ちょっと仕事を間違えればすごく怒られる。ここはブラック企業だ!」



みたいな意見を見るのですが、それは僕からすればもうクソみたいな発想で、そういう場合は



教えてもらえない環境を作っている自分が悪い



か、



能力のない自分が悪い



のです。



僕が今いる会社って「個人の結果が個人の給料」っていう個人事業主とほとんど変わらない業務内容です。



なんでもいいから個人で勝手に仕事取ってこいみたいな。



どっかで書いたような気がする話なんですけど、僕が新卒で今の会社に入社した最初のころ、研修もなにも無くて、ほんとに何やるか分からなくて、とりあえず仕事覚えようと思って分からない所を



「ここ教えてもらえますか?」



って先輩社員に聞いたら



「なんで私が一生懸命努力して、何年もかけて生み出したノウハウを、あんたにタダで教えなきゃいけないの?」



ってびっくりするくらい普通のテンションで言われたんですよね。笑



で、その時僕は



「あ〜、確かになぁ!」



って、すっごい納得したというか、関心しましたね。



その人もその人で仕事がありますし、生活がありますので、僕に懇切丁寧に教えている時間があったら色んなことが出来るし、お金も儲ります。



たとえばその先輩の時給が1万円くらいだとして、その先輩が僕に何かを教えるのに1時間使うとしたら、それだけでその先輩は1万円機会損失するのです。だから、僕が1万払うか、1万円分の何かをしないと割に合わないのです。



単純な算数で見ても、質問1回につき1万円くらいの価値があるわけで、その1万を捨てて自分に何か教えてくれるというのは、決して当たり前のことでは無く、ものすごく有難いことなのです。



で、僕は色々考えて、まず聞く前に自分で色々試すってのと、とにかく周りに居る人を観察するってのと、質問するときはいかに相手に時間を取らせないかを死ぬほど考えて、あの手この手で色々と教えてもらいました。



移動中に歩きながら聞いたり、車の運転手しながら質問しまくったり・・・



ブログとかTwitterとか見たらわかると思うんですけど、僕なんて相当生意気ですし、態度もでかいですけど、そんな僕ですらこういう地味なことをして、一生懸命学ぶわけです。



だって適切な質問が出来るだけで、人が何十年もかけて学んだことを最も効率良く学べるんですよ。こんないいこと無いでしょ。



それで、僕の場合は運も味方してくれて、相当早い段階で結果が出はじめました。



結果が出ると面白いもので、先輩も「俺が教えてやったから結果出たんだ」みたいな優越感を感じて、さらに色々と教えてくれます。



ここまで来るともうこっちのもんですよ。笑



ここぞとばかりに全部盗めばいいんです。



こういう感じでどんどん信用が出来てきて、人脈も広がっていって、今はめっちゃご飯とかに誘ってもらうんですけど、そうなると得しかしないですよ。



ご飯おごってもらったうえに、色々と教えてもらえますから。



レストランで1人1万くらいのご飯奢ってもらって、なおかつその人が持ってるノウハウをもらえるのです。これをお金に換算すると(なんでもお金に換算するのは良くないですが)、2〜3時間で4〜5万くらい得をするのです。



ほんとにね、誰かに何かを教えてもらう場合は、まず相手のことを最優先に考えて質問してみてください。これだけで学べるものが一気に増えます。



いつまでも学生気分が抜けてなくて



「え?分からなかったら教えてくれるんでしょ?」


「質問しているんだから、答えてくれて当然でしょ?」


「質問の意味くらい分かるでしょ?」



みたいな態度が見え隠れしている人って、偉そうなことぬかすわりに大体へぼい結果しか出しませんからね。



その癖に変にこだわりが強かったり、我が強くて生意気だったりするので、誰も味方になってくれませんし、何も教えてもらえませんよ。



勿論、誰かに何かを教えてもらわなくても全然大丈夫っていう天才ならそのままでいいんですけどね。



とりあえず、生意気だったり、こだわりがあったり、自分の強い思想があるのは大変いいことなんですけど、そうだとしても、誰かに教えを乞うときくらいは



「最低限の礼儀だけはわきまえたほうが良いよ」



と思います。



僕も今ブログとかTwitterで、よく質問とかもらったりするんですよ。



僕は自分が苦労した分、自分は極力人に聞かれたときは丁寧に対応しようって思っていますけど、こんな僕でもTwitterやブログやメールで質問されて、答える気が失せることありますからね。



「俺(私)のこと、もちろん知っているよね?」



って態度で声かけられても、Skype雑談の回数が多いとか、よくDMでやり取りしているならまだしも、そうじゃないなら知らないに決まっているじゃないですか。知る必要もそんなに無いし。



普段の質問の内容とか見ていても、この前の「贅沢なオープンデスク」の応募メールとか見ていても、ほんとに質問やメールが下手な人が多いです。

※逆に、今回参加になった人は、その辺がすごくうまかったです。それだけが参加の原因では無いんですけどね。



別に僕にこびへつらって、僕の機嫌をうかがいながら質問してくれなくてもいいんだけど、質問には極力丁寧に答えようと思う反面、僕には答える義務は全くないわけで、むしろ質問を読んで、回答を見直している時間があれば、そこそこのお金稼げますし、遊びに行ったり、嫁と美味しいもの食ったりできるので、あまりにひどい内容だったら適当に流してスルーしてしまいますからね。



で、そういう質問をスルーして空いた時間を使って、ちゃんと考えて質問をくれている人に丁寧に答えたいと思います。



こんなのは人間として当たり前の感情でしょ。



こういうのは質問する側も時間使った割に何も得られませんし、される側も不快になるので、うまくバランスを取って質問力を身に付けましょう。



で、質問に答えてもらったら



「ありがとうございました」



と、素直に聞きましょう。



素直にね!!!!!笑



これも良くあるんですけど、質問に答えている途中で



質問者「OOっについてどう思いますか?」


僕「僕は■■だと思いますよ。」


質問者「でも、僕(私)は実はこうだと思っていて、それは云々かんぬん・・・」



と、ここぞとばかりに張り合ってきたり、薄っぺらい知識ひけらかしてくる人がごく稀にいたりするんですけど、そんなの僕の知ったことじゃない。
※雑談の時とか、リラックスしてる時は全然大丈夫ですけどね。



そんなことを言われなくても僕は仕事沢山あるし、生活にも困ってないし、第一周りに優秀な友人が沢山いるので、その人たちに聞きますから・・・。



勿論、持論を述べること、意見を持つことはものすごく大切なので、そういう活動をした方が良いのですが、タイミングとか場所を考えないと。



そうやって自分の場違いな主張を述べる時間あったら



「その見識を使って自分で仕事の1件でも取って来いよ・・・」



と思ってしまいます。



質問したなら素直に聞きましょう。で、素直に聞く気が無いなら最初から自分の見識に自信を持ってく行動して下さい。見識が正しいなら、現実で結果が出てるはずですから、質問するほど困ってないはずです。



とりあえず色々と書きましたが、難しく考えなくていいんです。



がめつくても、何度質問しても、質問するときに相手のことを思いやり、答えてもらうことに感謝すれば良いだけですから。



これは相手のためにもなりますけど、ほんとに自分のためになります。



是非是非、自分が得をするために、先人から多くの物を効率よく学ぶために、相手のことを思いやり、考えて質問し、答えてもらった時は素直に感謝する力を身に着けて下さい。



それでは!



※最後に、もう1回書いておきます。



この「辛口エッセイ」は、僕が普段仕事や人間関係を営む上で、自分で気を付けていることも含めて書いているので、ちょっと厳しめというか、スパルタな内容の記事です。

だから読み進めると僕がすごく気難しくて怖い人に思えてくるかもしれませんが、そんなことは無いので。笑

あくまで、僕の厳しい1面を前面に押し出して書いた記事として読んで下さい。



【お知らせ】



「辛口エッセイ」スタートの記念で、僕に質問くれる時に、「辛口」で返答するか、いつも通りの「甘口」で返信するか選べるように、辛口で回答が欲しい場合は文章の冒頭に「辛口希望」と書いて質問下さい。
「辛口希望」と書いていない場合は、いつも通り僕が優し〜〜〜く答えます。



辛口希望と書いてもらえれば、必要に応じて辛口で返答します。

※「辛口希望」と書いてあっても、僕が見て辛口の必要なければ、わざわざ重箱の隅をつつくようなことはしません。



ちなみに、辛口になると言葉や表現にトゲが出ますが、僕も傷つけようと思って回答するわけではなく、誠心誠意をもって僕なりに適切な回答をしますので、甘口よりは辛口の方が、オブラートが不要な分、直接的で良い回答になると思います。



社会人になって恥をかかないように、質問練習で「辛口希望」と書いて、どんどん質問をしてくれても良いですよ。(イタズラはやめてね)



それでは、よろしくお願いします。



posted by makku at 14:13| Comment(4) | TrackBack(0) | 辛口エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月09日

贅沢なオープンデスク【募集終了しています!】

ちょっと早いのですが、2017年1月12日時点で、参加者が確定しましたので、募集を終了します。

相当沢山のDM・メールありがとうございました。今回の募集が、コストをかけた初めての企画ですので、これを機に色々と他の企画も考えてみようと思います。また違う企画をするかと思いますので、その時はよろしくお願いします。






最初に



贅沢なオープンデスクって何?



って人は、過去に詳細を書いてる予告編の記事を載せておきますのでそちらを読んで下さい。
※贅沢なオープンデスクの概要に関する過去記事


■ 贅沢なオープンデスク予告編 その@

■ 贅沢なオープンデスク予告編 そのA

■ 贅沢なオープンデスク 予告編 補足というか追加



こんにちは。



上の記事にもあるように、2016年末から何度か「贅沢なオープンデスク」という企画をやりますよー



っていう記事を書いていました。



ほんとは、2017年の1月の末くらいから参加者を募集しようと思ってて、それに先立ってプロフィール募集とか事前募集とか色々やったんですけど、、、



思ってたより参加希望とかプロフールのDMとかメールが沢山来てまして。



このままいくとほんとに募集かけなくてもメンバー決まってしまうのではないかという危機感にかられて、予定よりかなり早いのですがメンバーの募集をしようと思います。



今回は本格的な募集です。



雑談企画とは違い、人数を限定し、5人募集する予定です。



簡単に概要を説明しますと、愛媛県にある安藤忠雄さん設計の「瀬戸内リトリート青凪」という宿泊施設の最もグレードの高いスイートルームに宿泊体験をしましょうという企画です。
※2つの違うタイプの部屋を取ります。



もちろん、宿泊費、食事代、その他施設利用にかかる費用はすべて僕がお支払いします。



※瀬戸内リトリート青凪の公式HPと、紹介しているHPがあったので載せておきます。

■ 瀬戸内リトリート青凪 公式HP

■ 紹介しているHP



さてさて、いつもの僕ならここから企画の詳しい説明が長々と続くのですが・・・



とりあえず、シンプルに。



僕もこの企画に参加するわけなので、企画者としても、参加者としても、建築学生や建築に携わる人(僕は不動産業者ですけどね・・・)がよくやっているオープンデスクやインターンシップ、国内外への建築旅行や建築学習とは全く違うってことが、参加したひとだけに実感できる今までにない企画にします。



金銭的なメリットも相当大きいと思います。1度経験しない限り、人はなかなか高いものに金をかけません。
もうちょっと金を貯めてから、もうちょっと余裕が出来てから、今はまだ良いか・・・と。



「何でこんな経験に人は大金を払うのか」、「何故この空間がこれだけ収益を生むのか」



そこも是非観察してください。きっと今までにない面白いことが分かります。これは、経験したことのある人しか分からないものなのに、いざとなると経験するのに躊躇し、時間がかかることなのです。



今回は、そこを無理やり経験させます。



こんな感じで、実体験としてもすごく貴重で贅沢な経験が出来ますし、直接会うわけですから、僕が今までこのブログに書けず、Skype雑談でも取り上げることが出来なかった内容もがっつりお話しできますので、面白いことが知れるいい機会にもなると思います。



是非ご参加下さい。



参加資格は特に問いませんが、メンバーを選ぶ基準だけ書いておきます。



まず、最優先するのがどの日時になっても参加できる人。一応、メンバー決定後にメンバーで日時の調整はしますが、予約の関係や、僕の予定の関係がありますので、予定をすべて僕に合わせてくれる方は最優先します。そのうえで、雑談に参加してくれているとか、面白そうな経歴を持ってる人を選ぶ予定です。



※今回は早い順では無く、16日に募集〆切、その後にメンバーを選びますのでよろしくお願いします。



募集期間は2017年1月9日〜2017年1月16日迄です。それ以降は絶対に受け付けません。



参加希望の場合はTwitterのDMか、メールで連絡をください。
※Twitterのリプでの「参加希望」の連絡はやめてくださいね。



※追記
今回の参加募集に関して、16日までDMやメールの返信はしませんが、今回の企画に関係ないコメント・メッセージには返信します。



あと、いただいた参加希望のコメントについて、特に気になった場合は16日までに質問をする場合があります。ただ、質問をしても返信が遅い場合はスルーしてどんどん別の方に質問をしていきます。



質問に関する返信は早い順で対応しますので、ご了承ください。



※僕は年間数百人に会う仕事をしていますので、良くわかるんですけど、対応が遅い人は基本仕事出来ない人・人間関係にルーズな人が多いイメージです。決めつけるわけでは無いのですが、ネットですと顔も見えないですし、言葉のやり取りだけなので、余計そういう印象になってしまいます。メールやDMを読み、返信するのにかかる時間は数秒くらいです。物理的に不可能では無いですし、1日のうち数秒がねん出できない人は、多分当日僕に予定を合わせられないと思います。
また「その時間帯に携帯を見ていなかった」というのは「行くな」という天からの思し召しで、ご縁が無かったんだと思うので。




以上、追記です。ちょっときついこと書いてますが、少しの手抜き、「まぁいっか」という感情が、他の参加者に迷惑をかけることがありますので、おさえるところはきっちりおさえて欲しいと思っています。



あとは気楽に楽しくいきましょう。



よろしくお願いします。



posted by makku at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 募集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする