建築学科攻略サイト

凡人が建築学科をスムーズにクリアしようと試みるために作ったサイトです。「攻略したぞ!」という過去形ではなく、「攻略できるかな?」というニュアンスです。
正確には、建築学科(を)攻略(したい人の)サイトです。
自分が建築学科出身で、今いろいろと仕事をしている中で、実際の現場を見て思ったこと、感じたことなどを、建築学生時代の経験に絡めて書いております。
よろしくお願いいたします。
 

2017年08月01日

ぼくの建築新人戦のおもひで



こんにちは。



最近、ちらっとTwitterのTLで見かけたのですが、もうすぐ建築新人戦みたいですね。



僕も、学部3年生の時、自分の設計課題を、建築新人戦に出した記憶があります。



なので、今回はちょっと短いですが僕の建築新人戦の思い出でも書こうかなぁと思います。



建築新人戦といえば、SDL(仙台デザインリーグ)やJIAの卒業設計の全国コンテストの前段階で、学部3年生とかが参加する全国の建築学生の一大イベントです。



これ、僕も学生時代に参加しています。



というか、初めて学外に自分の作品を提出したのが、おそらく「建築新人戦」だったと思います。



記念すべき、コンペデビュー



パチパチパチ・・・



自分で言うのもなんですが、大学内での2年・3年の設計課題では、評価もかなり良かったですし、



すごい綺麗な模型作る3年が居る。

とか、

すごいクオリティの高い図面書く3年が居る

とか・・・



何かと先輩方の中でも話題になっていて、なおかつ学業成績も良かった(GPA満点です)ので、当時わりと天狗になっていて自信満々で自分の作品を出しました。



「この僕の作品が、いよいよ学校の狭く小さな枠を飛び出し、全国の眼にさらされる時が来たぜ!」

とか、

「どうしよう、新人戦1位とかになって”驚異の新人、まっく現る!”みたいに、全国的に注目されちゃったら・・・Σ(゚∀゚ノ)ノキャー」

とか・・・



今から考えたら相当イタい感覚で、もう最終選考にでも残ったかのような勢いで、作品のPF(ポートフォリオ)を大阪に郵送したのを覚えています。



つうか、郵送した段階で、最終選考のプレゼンも考えてましたからね。ほんとに。



さて、その結果ですが・・・



・・・・・・



なんと100選落ち!!!!!!!笑

箸にも棒にも掛かってねぇ・・・・・・・・・!



もうね、天狗になりほうけてたので、何度も100選の名前見直しましたよ。笑



「え?書き間違え??」

「僕の作品、郵送ミスで届かなかったの?」




とか、パニックになりましたよ。笑



しかも、同じ大学の同級生は何人か100選入りしていました。



この時1位になった人の作品を見たのですが、



「え?これのどこが!?」



とか思ってしまいました。



今の僕の感覚で見直すと、当時の僕の作品は



「あんなの絶対通らねぇよ・・・」



って分かりますし、1位の人の作品が1位になるなんとなくの理由も分かるのですが、当時はものすごくショックを受けたのを覚えています。



で、家に帰って何度も自分の作品と100選入りしてる人たちの作品を見比べました。



CGは、僕の方がクオリティ高いじゃん・・・

模型も僕の方がきれいに作っているじゃん・・・

図面に至っては、他のやつらの作品はもはや図面ですらなく、ただのお絵かきじゃん・・・



と、最初は卑屈になって、自分の作品の方が優れているとか考えていたのですが、2日ほど経ってから精神が落ち着いた状態で見直すと、やっぱり評価されている作品は、評価されているなりの理由があるということが分かりました。



さて、ここからですよ。



僕が意地になってトレースや分析を始めたのは・・・。



同級生に負けたことも悔しかったですし、なにより大学内で天狗になっていた自分にも腹が立つし・・・



とにかく、僕が負けた理由がどうしても知りたい!



と・・・。



そういうことで、まず、本を買うお金が無かったので、過去の卒業設計・学内設計課題の雑誌や作品集を大学の色んな研究室を回ってかき集めて、それらのトレースと観察からスタートしました。



ありとあらゆるコンペの図面をコピーしてきてファイルにスクラップして、1日中読んでいました。

※そのときのファイルが残っていました。今から見ると結構やっているなぁ・・・。笑


pic.JPG


学校のコピー機を使い、図書館から建築雑誌を借りてきてはコピーして(当時貧乏だったから、著作権とか言わないで・・・)、トレースして、終わったらまた借りてきてトレースして・・・



を繰り返しました。



トレースを繰り返すと紙がすぐになくなりますので、製図室に捨ててあるケント紙の裏を使って図面を描いていました。



図面のトレースの合間に、映画館にある色んな映画のポスターを集めてきて、「どんなキャッチコピーが人の目を引くのか?」を調べましたし、セールスの本や営業マニュアル、新聞広告・チラシを集めてきては、コンセプト文の書き方を調べたり、松本人志さんの「すべらない話」を、一語一句逃すことなく、原稿用紙に書き起こしたり、中古のCDプレーヤーを買ってきて、有名人のスピーチの音源を起きてる間ずっと繰り返し聞いてたり・・・



金はなかったけど、時間は沢山ありましたので、とにかく自分が出来ることを、1日中気が済むまでやっていました。

※ただ、徹夜はしてないです。徹夜すると成果が半減しますので・・・。



そういう地道な作業と分析を繰り返して、開催しているコンペに片っ端から作品を出していきました。



けど、全然通らない・・・笑



トレースを繰り返したおかげで、表現できるドローイングのパターンも、コンセプトの構成も、図面自体のクオリティも格段に上がっていたんですけど、なかなか通らない。



時々、それこそ今の僕が大嫌いな



「コンペで評価されたって、仕方ねぇじゃん。人に評価されるのが全てでは無い。それより、自分が納得できる作品を作ればいいんだよ・・・・」



という、悪魔のささやきが何度も頭に聞こえてくるのですが、こういう時に色んな人に会って、けちょんけちょんに言われて・・・・

※この時期は、ほんとに色んな人(建築家・経営者・社会人・先輩方などなど)に喝入れてもらいました。ありがたやー。



ようやく初めて引っかかったのが確か学部4年生の時です。



もう意地になって色んな分析とトレースを始めてから1年近く経っていました。



嬉しかったですよ。最初に受賞通知が来たとき。

※これでやっと僕も「コンペで受賞すること大事では無い」と、受賞を体験した立場から言えるようになったわけですから。



今なんて、受賞通知が来ても何も思わないですし、賞金が振り込まれているか、振り込まれてないかの確認すらしていませんけど、初めて賞を取ったときはやっぱりはしゃぎましたね。



今でも覚えています。



いつも金が無い僕を



「今日パチンコで勝ったから飲みに行こうぜ!」



と、誘ってくれていた友達をみんな集めて、



「あ、今日は僕が奢るから・・・(๑• ̀д•́ )✧ドヤッ」



と、コンビニの焼き鳥と発泡酒で盛大に飲み会を開きました。



もし建築新人戦に出したとき、僕の作品が評価されていたら、それはそれで大変光栄なことなんですが、多分こんなに意地になって分析したりトレースすることも無かったと思います。



そして、建築新人戦の100選に落ちた僕が、もし



「作品が評価されなくても、僕は僕のやりたいようにやった。だから、それで満足だぜぃ!」



という悪魔のささやきを聞いていたり、



「やっぱり、建築はセンスなんだなぁ・・・。全国の学生のレベルは高いから、僕の作品なんてやっぱり評価されないんだぁ・・・」



と、卑屈になって何もしなかったら、



結局今も同じように、何も努力せず、挑戦せず、ただただ卑屈に世の中を捉える人間になっていたかもしれませんので、井の中で大きく伸びた鼻を盛大にへし折られた建築新人戦は、とても良い経験になりました。

※悪魔のささやきは、“正論がゆえに”、一度聞くとほんとに何もしない人間になりますので、要注意!



ほんとにねぇ。



社会人になって仕事すると、まわりとんでもない人が沢山いますので、鼻なんて伸びる前にへし折られますからね。



けど、へし折られても気にせず、超地道にやることをやってれば、自分が想像した成果くらいは得られるとを、この時に実感できましたから、そのおかげで今何とかちゃんと仕事が出来ています。



せっかく何かに参加するなら、徹底的に。



落ちても、負けても、上位になっても、そこで終わらずに何か一つ大きな成果を得ることができるように前向きに参加すると良いと思います。



やってるときは地味ですし、誰も何も評価してくれませんが、つもりつもって大きな成果になってやってくる日が、必ず来ると思います。



僕程度の人間でも、そういう時期が来るわけですから・・・。



それでは






posted by makku at 18:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月30日

建築学科攻略サイトを、一人で勝手に懐かしんでみた。



こんにちは。



最近、ちょっとはブログを開いてキーボードを触るように意識していますので、立て続けに記事を更新しているのですが、今回は特にこれと言って書こうと思っている内容があるわけでは無く、超くだらない日記を書いてみることにしました。



ただひたすら、このブログとか、ツイッターに関して自己満足的に振り返る、ものっすごいふわっふわした記事なので、書いてる僕も、読んで下さってる方も、ちょっと休憩的な内容です。



いやぁ。。。



この建築学科攻略サイトも、2014年の2月に最初の記事を書いてからもう3年と半年もたったわけです。



Twitterに関しては、登録が2012年でしたので、気づかぬうちに5年も経っています。



感慨深い。



僕が最初にこのブログにアップした記事って、「レイアウト構成の基本」っていう記事みたいですね。



すっかり忘れてた・・・。笑



この記事(レイアウト構成の基本はこちらから)は今現在(2017年)もなかなかアクセスが多いんですが、実際に記事書いたのは確か22歳か23歳の時、で、最初はTwitterでPDFにて配布してたものを、Twitterを見てなくても視聴できるように、音声撮り直して、文章も書き直してブログにアップしたものです。



書き直してブログ立ち上げて、アップしたのは23歳の時かな?



懐かしいなぁ。



とにかく、僕がブログを始めようとか、Twitterを始めようと思ったのにはきっかけがあって・・・。



それはさかのぼること5年?6年?



SDL(仙台デザインリーグ)に出展者として行ったときです。



建築学科について色々と思うことがあったんですけど、SDLで一緒に回ってた友人と作品や審査についてあれこれと話をしていたとき、ふと今までのもやもやが爆発しまして・・・。



一緒にいた友人に



「建築学科ってすごい良い学科だけど、変な空気あるじゃん。だから、コンペで結果残してる人とか、面白い活動してる人とか、色んな人集めて、色んなことやって、世の中の建築学科の学生や、建築学科出身者が、もっと覇気があって、生き生きと生活出来るきっかけになるような活動はじめようぜ!!」



と、提案したわけです。
※今改めて見るとこれ、抽象的な提案だなぁ・・・。若いなぁ・・・。



学生時代、建築学科や建築業界に対してずっともやもやがあって、そういう活動をしたいと思ってたのを初めて大っぴらに打ち明けたのです。



「いいね!それ面白いよ!やろうよ!!!」



ってめっちゃ共感してもらって、すっごい熱意のある返事が返ってきて、



「じゃあ、こんなことしない!?」

「いいね、こういうのもやろうよ!」




と、ポジティブで白熱した議論が始まることを期待したのですが、友人は



「う〜ん、建築学科について僕も色々と思うことはあるけど、それってOO君(僕=まっく)が心配する事じゃないんじゃない?」



と・・・。あっさり却下。



全然乗り気じゃねぇ・・・。笑



ということで、その場は一緒に飯食って別れたんですけど、その後JIA地方、JIA全国にも出展者として参加した結果、もやもやが余計大きくなっちゃって。



その後いろいろ声かけてはみたけどノリノリの人は一人も現れず。ということで、



誰も賛同してくれないなら、自分一人でやっちゃえ!



ってなったわけです。



そして、2012年に新しく作ったのがこの「まっく」というTwitterアカウントです。
twitter:まっく  フォローしてね!



SDLで友人に偉そうに息巻いたはいいけど、何から始めていいか分からないのでとりあえず仲間を増やそうと思いまして・・・。



とりあえずTwitterを始めてみました。



最初はあれやこれやと色々やってみて、何とか100人くらいにフォローしていただいていて、クソ生意気なツイートしてひたすら叩かれたり・・・・。



ブロックされたり・・・。(今=2017年現在もだけどね。笑)

※当時は100人前後しか読んでなかったので、まだ平和な叩かれ方でしたけど。笑



けど、10回くらい叩かれると、1人くらい「ツイート面白いです!」と、声かけていただいて。



なんだかんだで自分の考えをツイートしていって。地道に地道にフォローしてくださる方が増えてきました。



必ずしも「いいね」や「リツイート」が共感では無いと思いますが、ツイートするたび「いいね」が押されたり、コメント付きでリツイートしてくださる方も出てきて、なんだか自分のやりたいことが、少し建築学科・建築業界に共有され始めたなぁと思えるようになりました。



Twitterを始めた当初のアカウント名は「まっく」ではなく、別の名前(確かイースト菌だったような・・・)でした。



その後フォローしてくださる方が200人を超えたくらいから、徐々にリプライやDMも増えてきて、



この名前呼びにくくね?



ってなって、「まっく(友人から呼ばれている僕のあだ名の一部です)」に改名。



アイコンも今は自分の写真を加工したものですが、昔は「こげぱん」というキャラクターの画像を無断で使っていました。



そういえば、こないだ、東京でみんなでご飯食べた時、「かなり前からフォローしていますよ」って声かけてくれた方がいらっしゃったのですが、この記事を書くにあたって、色々遡って調べてみるとほんとに名前変わる前からフォローしてくださっていたみたいで。あざす!



それ考えるとすごいなぁ。



僕が色々始めた当初からずっと見てくれている方もいるわけですから。笑



まぁ、ほんとに僕らしく、明確な目標に向かって地道に細々と、ブログもtwitterもやってきました。



Twitterはもう2000人一歩手前です。ブログアクセスは今の段階で月に万単位であります。



ネットのポテンシャルを考えると微々たるものですし、他に広告用ブログもやっていますので“数を増やす事”だけを考えると色んな方法が思いつきますが、この攻略サイトに関しては数よりもまず質を考える計画で進めていますので、ちゃんと学生時代に計画した通りになっていると思います。



とにかく僕は、建築学科出身者として、自分が出来ることを色々と試して、建築学科の素晴らしさと可能性を、もっと広く考えることが出来る人を増やすきっかけを作りたいと思っています。



勿論、人にあれやれこれやれと言うだけでは無く、まずは自分の人生を使って実験してみて、面白い結果が出たり、うまくいったことがあれば共有しているつもりです。



本を読んで学んだ事、先生に聞いたこと、先輩に聞いたことをただ横流しするのではなく、自分がやってみて、リアルに体験した現実を書いています。



そして、最近は色んな催しもやっています。



Skype雑談しかり、食事会しかり、この前の贅沢なオープンデスクしかり、いらない私物プレゼントしかり・・・
※過去の企画はこちらを参考に・・・



■ Skype雑談

■ 贅沢なオープンデスク




やってみたらやってみたで、なかなか面白いですし、僕自身が学ぶことも沢山ありますので、これからも色々と考えながら、何か面白いことを実行できるようにあれこれ計画していこうと思っています。



まぁ、実際会ったり、やり取りするまでどうしても関係がSNSだけの関係になるので、会うとか、私物プレゼント企画に募集するとか、不安になるかもしれませんが、もう何人も会ってますからね。



私物プレゼントも、その辺の通販よりきれいに梱包してめっちゃ丁寧に送りますし。



とにかく、こういう企画も、今となっては体験してる人沢山いるので、初参加に不安があるなら体験者に聞けば良いと思いますよ。めっちゃ紳士ですから僕。ほんとに。思ってたより色黒とは言われますけど・・・。笑



まぁ、それは置いといて・・・



とりあえず、今後はさらにコンペ主催してみようかなぁとも思っていますし、贅沢なオープンデスクの第二弾(2回目は建築家系では無く、組織設計系の宿泊施設“exリッツカールトンとか“もいいねと思っています。)とか、Skype雑談もまたやる予定ですし、各地で面白そうな講演会とか展覧会があればそれを巡るツアーとか。。。



今のところこんな感じで色々と企画を考えていますし、何か変わったこと、考えたこと、気づいたことがあれば、記事も更新していくつもりなので・・・



これからも引き続きよろしくお願いします!






posted by makku at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月28日

建築学科特有の、あの超しょうもない思考について


建築学生たるもの、やっぱり建築学生である以上、建築のアイデアコンペに出して、一定の評価を得たいと思うのではないでしょうか。



そんな中、



「コンペは賞を狙うものではない」

「自分の納得する作品ができるかどうか?が重要だ」

「狙って時代に媚びる作品は、評価されていても俺(私)は認めない!」




みたいな意見を、この時代になっても”未だに”見かけます。



僕はブログやTwitterにも何度も書いていますし、昔から一貫して



「なら、わざわざ人が出した課題に沿って作品を作る必要もないし、コンペに出す必要もないじゃないですか。」



と、思っています。



つまり僕は



「課題に沿って作品を作った以上、良い評価を得るべきだし、コンペに出した以上、絶対に受賞するべきだし、賞を狙いにいくべきだ」



と、考えています。



仮に、



「コンペは賞を狙うものではない」

「自分の納得する作品ができるかどうか?が重要だ」

「狙って時代に媚びる作品は、評価されていても俺(私)は認めない!」




が、本心なら、だれかに課題出題されなくても、自分の「納得」を得るために自主的に作品作るでしょ?



けど、そういう孤独な創作は一切しないで、中途半端にコンペにチャレンジして、案の定落選して、挙句の果てには



「受賞することが重要ではない」



、自分が評価されないことに対して、あれやこれやと、言い訳をする。



別にいいけどね、だれが何の得をする思想だよそれ・・・。



何かと何かを比べるステージに自分の思想、作品をぶつけると、いやでも順位が付くのです。そのステージに出した以上、出した作品は



受賞するか、受賞しないか



の、どちらかの結果を残すんです。



”必ず”ね。



その二択のどちらが良いかって、そりゃ賞を取らないよりは取ったほうが良いじゃないですか。



そんなのは小学生でもわかることだと思います。



けど、なかなかそれが理解できない人が多い。



というか、理解していても変な哲学みたいなこと言って言い訳する人が多い。



「コンペに出したら、受賞しないより受賞したほうが良い。」

「仕事したなら、報酬をもらわないより報酬をもらった方が良い」



こんな小学生でもわかる単純なことを、



「作品は評価されることが全てでは無い云々かんぬん・・・」

「仕事の成果はお金では無く美しさで云々かんぬん・・・」



と、



すーーーーーーーーーーごい難しい言葉と理屈で説明してくるじゃないですか。



自分の努力が足りないことに、わけの分からない難しい言葉使って哲学的に言い訳する大人や学生に、何の知性も感じられない。



なんでそんなに難しく考えるの?面倒くせぇなぁ・・・



と、思うのです。



自分が自信もって提出した図面や模型が、箸にも棒にもかからないのが格好悪いとか思ってるんですかね??



自分が提出した作品や仕事が、評価されなければ、言い訳せずにまず手を動かして、何度も何度も見直して、改善していくのが当たり前じゃないですか??



それが、世間や時代に媚びへつらう行為なんですかね??



世間と接点を持つための適切な努力だと、僕は思っているのですが・・・。



僕もそうですし、僕の知り合い、友人も大体そうなんですけど、自信持って、最高の状態に仕上げて、普通に落選しますからね。



で、その度、誰にも何にも評価されなかった図面をまじまじと見ながら、



どこが悪かったのか?

何で人の心を動かすことが出来なかったのか?

提出した時、なんでこの作品が良いと思ったのか?

改善するとしたら、どこを改善したらいいのか?




と、ひたすら考えて、実際に訂正してみたり、人に見せて聞いてみたり、本やネットを見てみたりするわけです。



そして、その訂正と改善と観察を繰り返し、新たに改良を加えた自分の作品を出して、また落選して、また出して、落選して・・・・



そういうことを繰り返して、ようやく何か見えてきて、最終的に2~3個出せば、大体1個は通るようになるんです。



「俺(私)は、評価されなくて良い、ただ自分の好きな作品を作り続けるんだ!」



それはそれでいいんだけど、大体そういうこと言っている人って他人に自分の作品や本音をぶつけて、そのリアルな評価と向き合ったことが無いんですよ。



僕からしたら、そんな巨匠みたいな事は、コンペでも仕事でも、何本か取ってきてから言えよ



と思います。



悲観的になりすぎたあまり、



「俺(私)の作りたい作品は、時代の逆を行ってる!」



とか



「産業アートはもう飽きたぜ!」



とか・・・




そういう残念な哲学が深まれば深まるほど、社会と接点のない“自称アーティスト”になっていくように思います。
※僕の同期でも沢山いますからね、そういう思考になって、色々難しいこと言いながらプー太郎してる人。



勿論、そこから大ブレイクする人もいますが、そんなのは稀ですから。そこまで自分に才能がある自信があるなら、そうすれば良いと思いますけど。



とりあえず、変な言い訳哲学が深まると、行動もしない、結果も出さない、自分の周りから人が離れていく、という、思考スクルージ状態になるので、あまりおすすめしませんよ。
※スクルージ=小説、クリスマスキャロルに登場する、やたら気難しく面倒くさい爺さん



普通の頭使って、シンプルに考えて下さい。



金が無かったら生きられないor周りに人が居なかったら生きることが出来ない。

こういう状態で、自分だけが納得できる、自分だけのアート作品を作っていても、今の時代じゃ生きられないですから。

で、生きられなければ自分の好きな作品を作ることも出来ない。



当たり前でしょ?



じゃあちょっと強引なやり方で、自分だけの創作が評価される、自分に都合のいい世界を作る場合でも、結局自分をブランディングして人を集めなきゃいけないわけですから、やっぱり人と関わって、人からの評価をまじまじと受けなければいけない。



けど、そういう努力すらせず、難しい言い訳ばかり考える・・・。



どうしようもないよほんとに。



結局、どこかで社会と接点を持たなきゃいけないわけですから、しょうもないエゴにまみれた哲学の壁に囲まれて生活するより、社会と接点持った方が良いじゃないですか。



もう少しシンプルに、当たり前に考えたら良いと思います。



時に、何かに思考をめぐらせて、何か途方もないことを熟考することもほんとに大切なんですけど、そればかりやっていると目の前にある課題が何も片付きませんからね。



とにかく、そういう難しい言い訳をしていても何の意味も無いので、さっさとやめましょう。



最後に、



「コンペに通ること、誰からでもいいから仕事を取ってくること」は、自分が生み出した作品が、素晴らしいと認められた“お墨付き”をいただく行為に見えるわけですが、そうではありません。



自分が生み出したものによって、自分の世界と、自分のちょっと外の世界が結ばれる瞬間なんです。



こう考える(というか、こういう現実が分かる)と、



そりゃどんどんコンペに挑戦して、沢山受賞する(接点を持たす)べきだね!



と、思いません??



この接点が、自分の可能性と行動、思考をどれだけ広げてくれるかは、体験しないと分からないと思いますので、是非言い訳せずに体験してみてください。



※この内容は、過去に音声でも喋ったことがあったので、その記事のリンクも載せておきます。



記事はこちら

■ 個人的な意見をひたすら話してみた。

※この記事の真ん中くらいの”「コンペは賞を取ることが目的です。」の真意”というタイトルの音声です。




それでは!












posted by makku at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 辛口エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


建築学科攻略サイト 公式CM