建築学科攻略サイト

凡人が建築学科をスムーズにクリアしようと試みるために作ったサイトです。「攻略したぞ!」という過去形ではなく、「攻略できるかな?」というニュアンスです。
正確には、建築学科(を)攻略(したい人の)サイトです。
自分が建築学科出身で、今いろいろと仕事をしている中で、実際の現場を見て思ったこと、感じたことなどを、建築学生時代の経験に絡めて書いております。
よろしくお願いいたします。
 

2017年07月30日

建築学科攻略サイトを、一人で勝手に懐かしんでみた。



こんにちは。



最近、ちょっとはブログを開いてキーボードを触るように意識していますので、立て続けに記事を更新しているのですが、今回は特にこれと言って書こうと思っている内容があるわけでは無く、超くだらない日記を書いてみることにしました。



ただひたすら、このブログとか、ツイッターに関して自己満足的に振り返る、ものっすごいふわっふわした記事なので、書いてる僕も、読んで下さってる方も、ちょっと休憩的な内容です。



いやぁ。。。



この建築学科攻略サイトも、2014年の2月に最初の記事を書いてからもう3年と半年もたったわけです。



Twitterに関しては、登録が2012年でしたので、気づかぬうちに5年も経っています。



感慨深い。



僕が最初にこのブログにアップした記事って、「レイアウト構成の基本」っていう記事みたいですね。



すっかり忘れてた・・・。笑



この記事(レイアウト構成の基本はこちらから)は今現在(2017年)もなかなかアクセスが多いんですが、実際に記事書いたのは確か22歳か23歳の時、で、最初はTwitterでPDFにて配布してたものを、Twitterを見てなくても視聴できるように、音声撮り直して、文章も書き直してブログにアップしたものです。



書き直してブログ立ち上げて、アップしたのは23歳の時かな?



懐かしいなぁ。



とにかく、僕がブログを始めようとか、Twitterを始めようと思ったのにはきっかけがあって・・・。



それはさかのぼること5年?6年?



SDL(仙台デザインリーグ)に出展者として行ったときです。



建築学科について色々と思うことがあったんですけど、SDLで一緒に回ってた友人と作品や審査についてあれこれと話をしていたとき、ふと今までのもやもやが爆発しまして・・・。



一緒にいた友人に



「建築学科ってすごい良い学科だけど、変な空気あるじゃん。だから、コンペで結果残してる人とか、面白い活動してる人とか、色んな人集めて、色んなことやって、世の中の建築学科の学生や、建築学科出身者が、もっと覇気があって、生き生きと生活出来るきっかけになるような活動はじめようぜ!!」



と、提案したわけです。
※今改めて見るとこれ、抽象的な提案だなぁ・・・。若いなぁ・・・。



学生時代、建築学科や建築業界に対してずっともやもやがあって、そういう活動をしたいと思ってたのを初めて大っぴらに打ち明けたのです。



「いいね!それ面白いよ!やろうよ!!!」



ってめっちゃ共感してもらって、すっごい熱意のある返事が返ってきて、



「じゃあ、こんなことしない!?」

「いいね、こういうのもやろうよ!」




と、ポジティブで白熱した議論が始まることを期待したのですが、友人は



「う〜ん、建築学科について僕も色々と思うことはあるけど、それってOO君(僕=まっく)が心配する事じゃないんじゃない?」



と・・・。あっさり却下。



全然乗り気じゃねぇ・・・。笑



ということで、その場は一緒に飯食って別れたんですけど、その後JIA地方、JIA全国にも出展者として参加した結果、もやもやが余計大きくなっちゃって。



その後いろいろ声かけてはみたけどノリノリの人は一人も現れず。ということで、



誰も賛同してくれないなら、自分一人でやっちゃえ!



ってなったわけです。



そして、2012年に新しく作ったのがこの「まっく」というTwitterアカウントです。
twitter:まっく  フォローしてね!



SDLで友人に偉そうに息巻いたはいいけど、何から始めていいか分からないのでとりあえず仲間を増やそうと思いまして・・・。



とりあえずTwitterを始めてみました。



最初はあれやこれやと色々やってみて、何とか100人くらいにフォローしていただいていて、クソ生意気なツイートしてひたすら叩かれたり・・・・。



ブロックされたり・・・。(今=2017年現在もだけどね。笑)

※当時は100人前後しか読んでなかったので、まだ平和な叩かれ方でしたけど。笑



けど、10回くらい叩かれると、1人くらい「ツイート面白いです!」と、声かけていただいて。



なんだかんだで自分の考えをツイートしていって。地道に地道にフォローしてくださる方が増えてきました。



必ずしも「いいね」や「リツイート」が共感では無いと思いますが、ツイートするたび「いいね」が押されたり、コメント付きでリツイートしてくださる方も出てきて、なんだか自分のやりたいことが、少し建築学科・建築業界に共有され始めたなぁと思えるようになりました。



Twitterを始めた当初のアカウント名は「まっく」ではなく、別の名前(確かイースト菌だったような・・・)でした。



その後フォローしてくださる方が200人を超えたくらいから、徐々にリプライやDMも増えてきて、



この名前呼びにくくね?



ってなって、「まっく(友人から呼ばれている僕のあだ名の一部です)」に改名。



アイコンも今は自分の写真を加工したものですが、昔は「こげぱん」というキャラクターの画像を無断で使っていました。



そういえば、こないだ、東京でみんなでご飯食べた時、「かなり前からフォローしていますよ」って声かけてくれた方がいらっしゃったのですが、この記事を書くにあたって、色々遡って調べてみるとほんとに名前変わる前からフォローしてくださっていたみたいで。あざす!



それ考えるとすごいなぁ。



僕が色々始めた当初からずっと見てくれている方もいるわけですから。笑



まぁ、ほんとに僕らしく、明確な目標に向かって地道に細々と、ブログもtwitterもやってきました。



Twitterはもう2000人一歩手前です。ブログアクセスは今の段階で月に万単位であります。



ネットのポテンシャルを考えると微々たるものですし、他に広告用ブログもやっていますので“数を増やす事”だけを考えると色んな方法が思いつきますが、この攻略サイトに関しては数よりもまず質を考える計画で進めていますので、ちゃんと学生時代に計画した通りになっていると思います。



とにかく僕は、建築学科出身者として、自分が出来ることを色々と試して、建築学科の素晴らしさと可能性を、もっと広く考えることが出来る人を増やすきっかけを作りたいと思っています。



勿論、人にあれやれこれやれと言うだけでは無く、まずは自分の人生を使って実験してみて、面白い結果が出たり、うまくいったことがあれば共有しているつもりです。



本を読んで学んだ事、先生に聞いたこと、先輩に聞いたことをただ横流しするのではなく、自分がやってみて、リアルに体験した現実を書いています。



そして、最近は色んな催しもやっています。



Skype雑談しかり、食事会しかり、この前の贅沢なオープンデスクしかり、いらない私物プレゼントしかり・・・
※過去の企画はこちらを参考に・・・



■ Skype雑談

■ 贅沢なオープンデスク




やってみたらやってみたで、なかなか面白いですし、僕自身が学ぶことも沢山ありますので、これからも色々と考えながら、何か面白いことを実行できるようにあれこれ計画していこうと思っています。



まぁ、実際会ったり、やり取りするまでどうしても関係がSNSだけの関係になるので、会うとか、私物プレゼント企画に募集するとか、不安になるかもしれませんが、もう何人も会ってますからね。



私物プレゼントも、その辺の通販よりきれいに梱包してめっちゃ丁寧に送りますし。



とにかく、こういう企画も、今となっては体験してる人沢山いるので、初参加に不安があるなら体験者に聞けば良いと思いますよ。めっちゃ紳士ですから僕。ほんとに。思ってたより色黒とは言われますけど・・・。笑



まぁ、それは置いといて・・・



とりあえず、今後はさらにコンペ主催してみようかなぁとも思っていますし、贅沢なオープンデスクの第二弾(2回目は建築家系では無く、組織設計系の宿泊施設“exリッツカールトンとか“もいいねと思っています。)とか、Skype雑談もまたやる予定ですし、各地で面白そうな講演会とか展覧会があればそれを巡るツアーとか。。。



今のところこんな感じで色々と企画を考えていますし、何か変わったこと、考えたこと、気づいたことがあれば、記事も更新していくつもりなので・・・



これからも引き続きよろしくお願いします!






posted by makku at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月28日

建築学科特有の、あの超しょうもない思考について


建築学生たるもの、やっぱり建築学生である以上、建築のアイデアコンペに出して、一定の評価を得たいと思うのではないでしょうか。



そんな中、



「コンペは賞を狙うものではない」

「自分の納得する作品ができるかどうか?が重要だ」

「狙って時代に媚びる作品は、評価されていても俺(私)は認めない!」




みたいな意見を、この時代になっても”未だに”見かけます。



僕はブログやTwitterにも何度も書いていますし、昔から一貫して



「なら、わざわざ人が出した課題に沿って作品を作る必要もないし、コンペに出す必要もないじゃないですか。」



と、思っています。



つまり僕は



「課題に沿って作品を作った以上、良い評価を得るべきだし、コンペに出した以上、絶対に受賞するべきだし、賞を狙いにいくべきだ」



と、考えています。



仮に、



「コンペは賞を狙うものではない」

「自分の納得する作品ができるかどうか?が重要だ」

「狙って時代に媚びる作品は、評価されていても俺(私)は認めない!」




が、本心なら、だれかに課題出題されなくても、自分の「納得」を得るために自主的に作品作るでしょ?



けど、そういう孤独な創作は一切しないで、中途半端にコンペにチャレンジして、案の定落選して、挙句の果てには



「受賞することが重要ではない」



、自分が評価されないことに対して、あれやこれやと、言い訳をする。



別にいいけどね、だれが何の得をする思想だよそれ・・・。



何かと何かを比べるステージに自分の思想、作品をぶつけると、いやでも順位が付くのです。そのステージに出した以上、出した作品は



受賞するか、受賞しないか



の、どちらかの結果を残すんです。



”必ず”ね。



その二択のどちらが良いかって、そりゃ賞を取らないよりは取ったほうが良いじゃないですか。



そんなのは小学生でもわかることだと思います。



けど、なかなかそれが理解できない人が多い。



というか、理解していても変な哲学みたいなこと言って言い訳する人が多い。



「コンペに出したら、受賞しないより受賞したほうが良い。」

「仕事したなら、報酬をもらわないより報酬をもらった方が良い」



こんな小学生でもわかる単純なことを、



「作品は評価されることが全てでは無い云々かんぬん・・・」

「仕事の成果はお金では無く美しさで云々かんぬん・・・」



と、



すーーーーーーーーーーごい難しい言葉と理屈で説明してくるじゃないですか。



自分の努力が足りないことに、わけの分からない難しい言葉使って哲学的に言い訳する大人や学生に、何の知性も感じられない。



なんでそんなに難しく考えるの?面倒くせぇなぁ・・・



と、思うのです。



自分が自信もって提出した図面や模型が、箸にも棒にもかからないのが格好悪いとか思ってるんですかね??



自分が提出した作品や仕事が、評価されなければ、言い訳せずにまず手を動かして、何度も何度も見直して、改善していくのが当たり前じゃないですか??



それが、世間や時代に媚びへつらう行為なんですかね??



世間と接点を持つための適切な努力だと、僕は思っているのですが・・・。



僕もそうですし、僕の知り合い、友人も大体そうなんですけど、自信持って、最高の状態に仕上げて、普通に落選しますからね。



で、その度、誰にも何にも評価されなかった図面をまじまじと見ながら、



どこが悪かったのか?

何で人の心を動かすことが出来なかったのか?

提出した時、なんでこの作品が良いと思ったのか?

改善するとしたら、どこを改善したらいいのか?




と、ひたすら考えて、実際に訂正してみたり、人に見せて聞いてみたり、本やネットを見てみたりするわけです。



そして、その訂正と改善と観察を繰り返し、新たに改良を加えた自分の作品を出して、また落選して、また出して、落選して・・・・



そういうことを繰り返して、ようやく何か見えてきて、最終的に2~3個出せば、大体1個は通るようになるんです。



「俺(私)は、評価されなくて良い、ただ自分の好きな作品を作り続けるんだ!」



それはそれでいいんだけど、大体そういうこと言っている人って他人に自分の作品や本音をぶつけて、そのリアルな評価と向き合ったことが無いんですよ。



僕からしたら、そんな巨匠みたいな事は、コンペでも仕事でも、何本か取ってきてから言えよ



と思います。



悲観的になりすぎたあまり、



「俺(私)の作りたい作品は、時代の逆を行ってる!」



とか



「産業アートはもう飽きたぜ!」



とか・・・




そういう残念な哲学が深まれば深まるほど、社会と接点のない“自称アーティスト”になっていくように思います。
※僕の同期でも沢山いますからね、そういう思考になって、色々難しいこと言いながらプー太郎してる人。



勿論、そこから大ブレイクする人もいますが、そんなのは稀ですから。そこまで自分に才能がある自信があるなら、そうすれば良いと思いますけど。



とりあえず、変な言い訳哲学が深まると、行動もしない、結果も出さない、自分の周りから人が離れていく、という、思考スクルージ状態になるので、あまりおすすめしませんよ。
※スクルージ=小説、クリスマスキャロルに登場する、やたら気難しく面倒くさい爺さん



普通の頭使って、シンプルに考えて下さい。



金が無かったら生きられないor周りに人が居なかったら生きることが出来ない。

こういう状態で、自分だけが納得できる、自分だけのアート作品を作っていても、今の時代じゃ生きられないですから。

で、生きられなければ自分の好きな作品を作ることも出来ない。



当たり前でしょ?



じゃあちょっと強引なやり方で、自分だけの創作が評価される、自分に都合のいい世界を作る場合でも、結局自分をブランディングして人を集めなきゃいけないわけですから、やっぱり人と関わって、人からの評価をまじまじと受けなければいけない。



けど、そういう努力すらせず、難しい言い訳ばかり考える・・・。



どうしようもないよほんとに。



結局、どこかで社会と接点を持たなきゃいけないわけですから、しょうもないエゴにまみれた哲学の壁に囲まれて生活するより、社会と接点持った方が良いじゃないですか。



もう少しシンプルに、当たり前に考えたら良いと思います。



時に、何かに思考をめぐらせて、何か途方もないことを熟考することもほんとに大切なんですけど、そればかりやっていると目の前にある課題が何も片付きませんからね。



とにかく、そういう難しい言い訳をしていても何の意味も無いので、さっさとやめましょう。



最後に、



「コンペに通ること、誰からでもいいから仕事を取ってくること」は、自分が生み出した作品が、素晴らしいと認められた“お墨付き”をいただく行為に見えるわけですが、そうではありません。



自分が生み出したものによって、自分の世界と、自分のちょっと外の世界が結ばれる瞬間なんです。



こう考える(というか、こういう現実が分かる)と、



そりゃどんどんコンペに挑戦して、沢山受賞する(接点を持たす)べきだね!



と、思いません??



この接点が、自分の可能性と行動、思考をどれだけ広げてくれるかは、体験しないと分からないと思いますので、是非言い訳せずに体験してみてください。



※この内容は、過去に音声でも喋ったことがあったので、その記事のリンクも載せておきます。



記事はこちら

■ 個人的な意見をひたすら話してみた。

※この記事の真ん中くらいの”「コンペは賞を取ることが目的です。」の真意”というタイトルの音声です。




それでは!












posted by makku at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 辛口エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

スーパーマンを解体して自分の形に組み直す

いやぁ、毎年恒例の、ブログ放置期間に入ってしまいました。



少しずつ、更新する努力をするのですが、なんせPCのキーボードの上に手を置く気力がわかず・・・。笑



普段、僕はスマホをネタ帳に使っていて、気になったことをスマホやtwitterにメモして保存して、ある程度溜まったら記事にしているのですが、メモが溜まりに溜まっている状態ですので、動かない手を無理やり動かして、とりあえず1記事更新することにしました。



最近の記事の傾向として、昔と違って直接的なテクニックとか技術について触れる記事が少なく、僕の個人的な感想とか日記みたいな記事が増えちゃったのですが、今回は・・・



はい、残念・・・



僕の日記的な記事です。



といっても、今後テクニックや技術に触れる記事を更新する予定はあまりありません。



理由は、僕の感覚的に、今の時代そういう直接的で消費期限の短いものは必要ないからです。



僕が学生時代のころは、



「コンペのレイアウト」とか、

「整ったCG」とか、

「コンセプトメイキング」とか・・・



そういう記事を書いていましたし、僕自身もそういうテクニックを実際に自分で使ってコンペでお金稼いだり、仕事とって来たりしていましたから、まだ価値がありましたが、これからはそういう小手先のテクニックを身に着けても寿命が短いのであまり意味がないかと・・・。



だから、直接目の前の結果につながるかどうかは置いといて、もう少し長いスパンで役に立ちそうな内容を意識して書くと、日記とか感想みたいな抽象的な記事になってしまいます。



抽象的過ぎてわかりにくいので、極力僕の実体験のレベルまで具体例を出して書いているつもりですが、それでもわかりにくい場合は読み直すなり、質問してもらうなりして、理解してください。



さて、今回は



人との関わり方とか、コミュニケーションの取り方で、僕がずっと実践していること



を書いてみようと思います。



僕は、学生時代、有名・無名問わずたくさんの社会人に飲みに連れて行ってもらいました。



それは今も一緒で、人生の先輩方に定期的にごはんに連れて行ってもらったり、アドバイスをもらったりしています。


今も色々と本を読んだり、映画見たり、ネットで調べたり・・・と、勉強はしているつもりなのですが、今も昔も、僕にとって一番効果のあった勉強は、先人から直接重みのある言葉でいただくアドバイスだと思います。



で、こういう場で色んな人から話を聞いて得た最大の成果は、



どんな有名な人でも、優秀な結果を残した人でも、最初からスーパーマンではなく、努力を重ねたごくごく普通の一人の人間だということがものすごくリアルに実感出来た



という事です。



ここ大事なので、さらっと読み流しされる前に2度書きしておきますが



“リアルに実感できた”



というところがとても大事ですから。



「OO君もやればできるよ〜」

「へぇ〜、僕もやればできるのかなぁ?今度やってみようテヘペロ♪」



じゃないですからね。



「OO君もやればできるよ〜」
「なるほど、この人は、今現在、僕のOO歩前を歩いている人だから、同じ位置に立つためにはOOとOOをやれば良い」




くらいリアルに実感できるということです。



最初は、自分にとって未知な人、すごそうな人、自分がなんとなく目指す位置に居る人に会うと、スーパーマンに見えるのです。



有名建築家、海外で個展を開いているアーティスト、有名企業の役員、企業の経営者、大企業の管理職、コンペでたくさん入賞している先輩方・・・



どれも、学生の時の僕からすれば未知の人々で、



「きっと才能あふれる凄い人なんだろうなぁ」



と、勝手に僕の頭の中でその人たちの人物像を描いていました。
ほんとにね、すごい人に見えるんですよ。




ただ漠然と凄く見えるんです。



けどそういう人たちに



「凄いですね!」

といえば

「すごくないですよ、普通です」



と返されることがほとんどです。(やってみてください)



しばらくは、



「とは言いながらも、謙遜(けんそん)しているだけでしょ?」



と思うのですが、丁寧に話を聞いて、(学生の身分でおこがましいのですが・・・)死ぬほど疑問をぶつけて、何度も何度も目を見て話をしていけば、ほとんどの場合、謙遜ではないということがわかります。



「この人も、自分と同じ普通の人間なんだなぁ」



と。



過去の記事や、Twitterにもよく書いていますが、何か成果を出している人達が踏んできた道のりは、普通の人が普通に踏むことのできる道のりです。



すっごい地道な1歩を、自分よりも多く踏んでいるから自分よりも先にいるだけで、決して瞬間移動、ワープ、テレポーテーションを使っているわけではなく、同じ数踏めば自分も物理的に到達できるところにいます。

※もちろん、それを逸脱した道を突き進んでいる天才もいますが、ほとんどいないですし、天才すぎて変なところを浮遊していたりするので、気にしなくていいと思います。



こちらが、相手を「才能あふれるスーパーマン」と飾り付けて見てしまっている以上、気づくことのできない感覚ですから、そういう色眼鏡を取っ払って、普通の1人の人間として話をするといいと思います。



自分が知らないものを勝手に過大評価してしまうと、自分の行動範囲を狭めますし、丁寧に相手を観察できません。



それは、対人間のコミュニケーションの場を提供してくれている相手に対しても失礼ですから、色眼鏡を外したうえで、1人の人間に対して敬意をもって接してみるといいと思います。



(僕たちの世代だけかな??)どうしても、出版物に名前が載っている人とか、テレビに映っている人とか、OO大学教授とかって肩書を見て、



「自分とは全く違う世界の人間」



と、勝手に自分で線引きしてしまう感があるのですが、それも同じ人間ですから、ちゃんと正当に機会をもって接することができれば普通に会話ができます。



もちろん、年上、年下ありますので最低限のマナーはありますよ。



けど、幻想でしかない「立場(肩書に近い意味の)」っていうのは、あまり意識しないほうが良いですし、逆に自分より立場的(肩書に近い意味の)に上だったとしても、



「“立場(肩書に近い意味の)”だけで人を説得、納得させることができる!」



って未だに思っている上の立場の人ってたぶんいないと思いますよ。いたら相当あほだと思うのであまり関わらなくても良いと思いますし・・・。



なんだかよくわからない古きよき時代の文化で、「上の立場」、「下の立場」みたいなのがあって(これって日本に色濃く見られるのかな・・・?)、これがどうもお互いのチャンスを奪っているような気がするのです。



目の前の1人の人に対して、「人としての尊敬、心配り」が無いのに、「立場・幻想に対しての尊敬・崇拝」があったところで、聞ける話なんて上っ面だけで字面のいい薄っぺらいトルティーヤみたいな話です。



そんな話聞いたところで全く意味がないと思いますので、「1人の人としての対話」を心がけて、積極的にいろんな人との関わりを持つ行動を取ると、いいことがたくさんありますよ。



やってみてください。



さて、



ダラダラとなが―い文章を書いてきたのですが、ここで僕が書いたことは



「1人の人間を1人の人間として見て、見た通り接する」



っていう非常に単純な事です。



そんなの言われなくてもわかっているよ!



って思うでしょ?



けど、これほんとに難しいですからね。



到達した後から確認するのは簡単なんです。



例えば、



コンペで1本も賞を取ったことが無い自分が、コンペで賞を取る前にコンペの受賞者から話を聞いて全然理解できなかった事でも、自分がコンペで賞取った後ならすごく良くわかるんです。



対等な立場として素直に理解できるというか、なんというか・・・



けど、受賞する前に聞くとなかなか理解できない。
※逆から言うと、理解できれば聞いた話の通り実践すれば簡単に賞取れるわけですからね。



つまり、ちゃんと話を聞けていると思っていても、案外ふわっとしか聞けてなくて、自分と相手を同じ立ち位置まで並べて、同じ人間として対話できていないということなんです。



そうなると、本来身近ですぐに実行できるようなアドバイスを聞いたにも関わらず、遠く感じてしまったり



「また今度やれば良いか!」



と、聞き流してしまったり・・・。



一人の人間と一人の人間という関係の中で言われたことであれば、すぐに実行できることでも、潜在的に意識してしまう立場や先入観が実行を先送りにしてしまうことがありますので、注意して人間関係を築いていきましょう。



今のSNSってものすごく便利ですから、昔だったら絶対にできないことがなんでもできてしまう時代です。



うまく使えばポジティブな出会いって沢山ありますし、チャンスも山ほど転がっています。



出会いのきっかけなんて探さなくても用意されているような時代ですから、あとは



「1人の人間と1人の人間の対話・関わり」



を意識できれば、自分の世界や考え方、チャンスが一気に広がっていきます。



1歩先にいる自分と同じ一人の人間に会うことで、自分が一歩先に行けるかもしれないですし、同じところにいる1人の人間(ライバル)と1歩先の人間の話を聞くことで、2歩先に行けるかもしれない。



どんなに遠くに見える人でも、そうやって丁寧に見つめていくと、地道な一歩を積み重ねている人たちです。



僕がこころからそう思えるようになったのも、色んな人に会って、色んなことを教えていただいたおかげです



今や有名建築家ですが、若いころ、大学卒業したはいいけど、最初どう行動していいかわからないから、とりあえず公務員になっていろいろ模索していたとか



コンペ沢山取っている人とかも、ちゃんと話を聞くと、だいたいの人は受賞した数の倍以上落選していたとか、出そうと思っていないコンペのことも考えていたり。



作品が評価されているように見えるアーティストでも、実は営業力が異常に高かったとか・・・



めっちゃ話がうまくて人当たりが良くて、山ほど仕事取ってくる人が、プライベートではすごくコミュ障だったり。



学生のころ、雑誌で見ていたスーパーマンでも、ちゃんと関わってみたら人間だったことが分かって、地道で遠回りに見えることをやっていくことがいかにすごい成果を生むのか実感しました。



人と関わるチャンスが沢山ある今の時代ですから、是非



自分の目標の人を見つける
   ⇓
同じ一人の人間として、ちゃんと話をする→自分の目標の人と、自分の“差”を見つける
   ⇓
その“差”を埋める努力をする
※どんな良い話きいても、最後これやらないと意味ないからね・・・



という、ポジティブなコミュニケーションを意識して実践してみて下さい。



そうすれば、スーパーマンを一旦単純化して、普通の人間にして、自分の形に組み替えることで自分もスーパーマンになれますので。



建築学生、建築関係者なら得意でしょ?そういう作業。



結構地味な意識を持つだけなのですが、びっくりするくらい早く前に進めますし、意味なく心が折れることが無くなりますので。





それでは!







posted by makku at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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